出版社内容情報
単純なスローガン、偉そうな引用・・・「厚化粧」した議論の怪しさの見抜き方を豊富な実例とチェックポイントを駆使して伝授。単純なスローガン、偉そうな引用・・・そんな「厚化粧」した議論の怪しさを見抜く方法を豊富な実例とチェックポイントを駆使してわかりやすく伝授。
飯田 泰之[イイダ ヤスユキ]
著・文・その他
内容説明
サラリと重大な主張をする、単純なスローガンをくり返す、偉そうな理論や引用による「厚化粧」…こんな特徴をもつダメ議論が、会議やSNSでまかり通っていませんか?本書はそれほどの専門知識がなくとも、そんな議論の「怪しさ」を見抜く方法を伝授。実例を交えながら、簡単なチェックリストにしたがって、論理思考を実践する方法をわかりやすく解説いたします。
目次
第1章 常識は「なんとなく」作られる(「常識」とは何か;なぜこの本を読もうと思ったのですか? ほか)
第2章 ダメな議論に「気づく」ために(場の「空気」による支配;もっとも単純な対応法 ほか)
第3章 予想される「反論」に答える(「真の幸福」論法;「データは現実を表していない!」 ほか)
第4章 日本経済のダメな議論(思考の練習問題;「最近の若者」批判のダメさ加減とは? ほか)
第5章 ネット時代のダメな議論(ダメなデータ利用法;信じる者は救われない ほか)
著者等紹介
飯田泰之[イイダヤスユキ]
1975年生まれ。エコノミスト。明治大学政治経済学部准教授。東京大学経済学部卒業後、同大学院経済学研究科博士課程単位取得。内閣府規制改革推進会議委員などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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