出版社内容情報
高校現代文の教科書は、大人こそ読むべきだ! 夏目漱石、森鴎外、丸山眞男、中原中也などの名文をカリスマ講師が読み解き、社会人必須の「論理力」を授ける。
内容説明
国語は面白い!人生の役に立つ!当代一の人気講師が森鴎外、夏目漱石、丸山眞男、小林秀雄などの教科書定番作品を読み解く白熱の講義がここに開講。読解力はもちろん、論理力、思考力などを鍛え、明治、大正、昭和の名作から近代日本の本質を描き出す。国語教科書は、大人こそが読むべきだ。追憶の彼方で埃をかぶった名作が息を吹き返す、その瞬間を体験しよう。
目次
1学期 「論理」の基本を身につける(山崎正和「水の東西」;清岡卓行「失われた両腕」;森鴎外「舞姫」)
2学期 自分勝手な「読解」からの解放(丸山眞男「「である」ことと「する」こと」;夏目漱石「こころ」)
3学期 「時代背景」を理解して、読む(小林秀雄「無常ということ」;中原中也「サーカス」;葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」)
著者等紹介
出口汪[デグチヒロシ]
1955年東京生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定理事、東進衛星予備校講師、出版社「水王舎」取締役。現代文講師。「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、多くの学校に採用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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