ちくま新書
35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書

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  • サイズ 新書判/ページ数 266p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480065728
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0295

内容説明

成功のセオリーが変わる!大企業に入れば、それで成功という時代ではなくなった。40歳で給料が頭打ちになり、それ以降は徐々に給料が下がる時代に突入している。こんな時代に、20代、30代のビジネスパーソンはどう対処すべきなのか?本書では、35歳までに、「動機」と「能力」をもとにした「稼げる力」を増強することを提案する。自分の市場価値を高めるために、能力・動機はどこにあるのか、どのようにすれば開発できるかなど、具体的な事例にそって解説する。迷える若者のための一冊。

目次

第1章 なぜ今、キャリア論なのか
第2章 年齢別の新しい俯瞰図
第3章 「ポスト戦後」のキャリアモデル
第4章 動機を顕在化するには
第5章 能力を開発するには
第6章 望む仕事内容に就くには
第7章 国がやるべきこと

著者等紹介

渡邉正裕[ワタナベマサヒロ]
1972年東京生まれ。(株)My News Japan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。慶応義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞社記者を経て、日本IBM(旧プライスウォーターハウスコンサルタント)に転じ、ホワイトカラーの最適活用を目的とするコンサルティングに従事。31歳でニュースサイト『My News Japan』を設立し、ジャーナリズムとコマーシャリズムの両立を標榜している。独自のネットワークで大企業現役社員の直接取材を重ね、働く環境やキャリア、雇用・労働問題をテーマに執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tatsuya

16
自分はどの世界でどう勝ちたいのか?登りたい好きな山を腹の底から決める難しさ。そもそも好きってなに?それ自体が好きではなく、主体的に決めて、才能とリンクしてるなら、対象はなんであれ、好きになるのでは?みたいなことを思った。どの部分がどう好きなのか?深掘りすれば広がりがある。仕事は人を変え成長させる。一方で、向いてないことは伸びしろが少ない。年齢に関してはシビアな見解だが、頷かざるを得ない。2018/07/01

ちぃ

14
センスのないものは害悪だ、という言葉はきつく感じたが、その通りかもしれない。しかし、わたしはやはり古い考えなのかもしれないが、林修氏もおっしゃるように、嫌な仕事でも続ける中で道が開けることを信じたいのだ。 実際に働いているビジネスパーソンの実例が掲載されているのは良かった。 しかし私には「若者には無限の可能性が・・・なんて嘘っぱちだ」という著者の考えはあいまみれず、読むのを最後のほうでやめてしまった。2014/09/02

KJ

13
残念ながら35歳を少し過ぎてしまった自分には現実を思い知らされる1冊だった。最近は「ミドルの転職」も増えてきているようだが、やはり35歳の壁というのは今でも大きく存在している。同じ業界なら転職は可能だが、異なる業界への転職は相当難しいのが現実。もっと若いうちにキャリアについて考えておくべきだったと後悔。出来れば20代後半には読んでおいた方が良い。苦手な分野で頑張っても無駄。「強みに集中し、強みを生かす」。自分の強みって何だろう?遅すぎるかもしれないが、もう一度自分を見つめ直してみよう。2015/11/28

hide

11
5年前に転職活動をした際に大いに参考になった本。今となってはすっかり当たり前になってしまった、「会社任せにせず自分でキャリアを決めて動け」「やりたいこととできることが重なる仕事を探せ」といった基本動作を、9人のキャリア事例をもとに解説している。/キャリア形成の本は折にふれて読み返すことで、とモチベーションアップ・自分の現在地確認になって良い2022/07/25

AKI

6
図書館本。 新書は当たり外れが激しいけど、当たり本に出会えた。 普通に自己分析して普通に就職活動してきた人は知ってることかもしれないけど、動機や能力の説明はわかりやすく、キャリアについてもっと真剣に考えていこうと思った。 35歳では遅いので、25歳ぐらいに読むべき。2018/04/18

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