内容説明
献身の心が、幾多の困難を乗り越えさせた。すべては「誰かのために」。松井秀喜―命を懸けた闘いの軌跡。
目次
第1章 松井秀喜、その引き際(「『よくやった』という気持ちはありません。『頑張ったね』というのもない。そんなに苦労した思いもないです。『もう少しいい選手になれたかもね』」;「1年1年が勝負ですし、球団のお荷物のような存在にはなりたくありません」 ほか)
第2章 松井秀喜、その潔さと覚悟(「5打席連続敬遠された打者であることを証明しなければいけないという気持ちがあった」;「結果が出なくなったことで、その命懸けのプレーが、ここで一つの終わりを迎えた」 ほか)
第3章 松井秀喜、逆境を力に変えて(「やっぱり負けはすべて辛いです。この負けをいかに次のエネルギーにできるかどうか、そちらのほうが大切ではないでしょうか」;「大きな決断をするときは、最初に冷静になって物事の両面を考え、物事の真理はどこにあるのかをつかんでおかないと、きちんとした判断はできない」 ほか)
第4章 松井秀喜、その奥ゆかしさ(「ニューヨークは常に新しいイメージがあったので、抱いていた自分のイメージとのギャップがありました」;「松井ミシュランは門外不出です」 ほか)
第5章 松井秀喜、未来への道(「僕はニューヨークが好きだし、ヤンキース、チームメイトも好きだし、ファンが大好き」;「トーリは選手を尊重し、相手を理解しようとします。すべてはそこからはじまります」 ほか)
著者等紹介
古内義明[フルウチヨシアキ]
1968年7月7日生まれ。立教大学法学部法学科卒業。在学中は、体育会硬式野球部に所属して神宮で活躍。その後、渡米してニューヨーク市立大学大学院修士課程スポーツ経営学科修了。“アメリカ発の視点”に立ち、球団関係者や代理人などと独自の人脈や情報網を確立し、松井秀喜のメジャー1年目の全試合など、これまで2千試合以上を取材したメジャーリーグ取材の第一人者。株式会社マスターズスポーツマネジメント代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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