内容説明
建築・アート・映画・小説でめぐる、通な人しか知らないパリのアドレス。パサージュ、古代遺跡、名作住宅、地元の人が行く公園、芸術家たちが集ったカフェ、文豪が住んだ家…。パリかぶれのあなたに捧ぐ、ディープなパリ案内。
目次
1 1区、2区とその周辺
2 3区、4区
3 カルチェ・ラタン
4 サン=ジェルマン=デ=プレ
5 ベルシーと国立図書館周辺
6 大学都市とその周辺
7 モンパルナス
8 16区とその周辺
9 モンソー公園~運河
10 シテ島とサン=ルイ島
著者等紹介
内野正樹[ウチノマサキ]
1960年、静岡県生まれ。建築および映画・思想・文学・芸術などのジャンルの編集・執筆のほか、写真撮影も行う。雑誌『建築文化』で、ル・コルビュジエら巨匠の全冊特集を企画・編集するほか、「映画100年の誘惑」「パリ、ふたたび」「ヴァルター・ベンヤミンと建築・都市」などの特集も手がける。同誌編集長を経て、『DETAIL JAPAN』を創刊。現在、ecrimageを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ろべると
2
「大人のローマ散歩」の著者によるパリの建築物の案内で、有名な観光名所も取り上げられているが、建築雑誌の編集長を務めた人らしく、20世紀のモダン建築も同じくらい紹介されている。これらは当然ながら16区をはじめとした周縁部に多いが、階段状のファザードが魅力的なヴァヴァン通りのアパートや、実にモダンな外観が印象的なアラブ世界研究所など、一度は訪れてみたいものも多い。また樹木がガラス張りの建物の中に入り込んだように見えるカルティエ財団ビルも面白い。こうしてみると、ますますパリの街並み探究への想いは尽きない。2021/12/04
さとう
2
建築と映画両方に詳しい人の本はなかなかないので良いなあ。2016/10/10
toshiki
0
年末にどこにも行けそうもないので、パリに行ったつもりで読んだ。建築を中心に、文学や映画の話もあり、旅行気分が味わえた。時間があれば行ってみたい、2017/12/17