出版社内容情報
なぜ彼女は永遠のフレンチ・シックでいられるの?世界のファッション・アイコンが語る恋愛、仕事、結婚、ファッションとは。70歳を超えても美しく変わり続ける女優・歌手、ジェーン・バーキンの言葉を厳選した一冊。
内容説明
フレンチ・シックという言葉がぴったりな、世界中の女性の憧れである女優、歌手のジェーン・バーキン。高級バッグ・エルメス「バーキン」の生みの親であり、永遠のファッション・アイコンである彼女は、二十一歳で運命の男、セルジュ・ゲンズブールと出逢う。人生を思うままにスキャンダルに生き、結婚、出産、離婚、そして娘の死という悲劇をのりこえ、見事に美しく「変容」していく。五十代、六十代、年齢に抗うことなくノーメイクでしわを隠さない。「自然体で美しい人」の言葉とは。
目次
1 美―センス
2 運命の男
3 仕事
4 愛
5 母と娘
6 人道支援
著者等紹介
山口路子[ヤマグチミチコ]
1966年5月2日生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
21
私が仙台で地震に遭って途方に暮れるていた時期に、自身が病身にも関わらずガラガラの飛行機に乗って見舞いに訪れてくれました。〈みなさんに「愛している」と伝えるために日本に来ました。〉本当に気取らない素敵な女性だと思います。右ページに言葉が見開きで大きく書いてあり、左ページで背景等の補足があり簡単に読めてその実かなり深いです。沢山の箴言に触れてください。私のベストは以下。 〈砂に残った足跡は、押し寄せる波があるから美しいのよ。〉2018/03/16
ブーボ
14
私の憧れる人は、ジェーンバーキン。娘のシャルロットも大好きだ。 ちょっと電車で読むのは恥ずかしかった。見開きの右ページにデカデカと彼女の言葉が載っていて、側から見て自己啓発本とかに間違われたらどーしようと栞で隠しながら読んだ。 でも、さらに彼女のことが好きになった。そんな本。2018/10/19
ののまる
8
バーキンの鞄が超高いってことしかあんまり知らなかったぐらいだったので、興味深く。2020/01/26
ちょび♪
5
人を愛すること、人に愛されること。そのために生き、それに自分の全てを捧げる人だったのだな。ファッションやスキャンダラスな内容に目が行きがちだけど、これほど『愛』という言葉がしっかりくるフランス女優はいない。Love you Jane Birkin ! R.I.P.2023/12/08
澪
4
3度の結婚と離婚を経験し、妻として、母として、女優、歌手として自由奔放な人生を歩むバーキン。そんな彼女も長女の死や自分の病気に向き合うことで慈善事業に関心を寄せるようになる。全てにおいてダイナミックさのある彼女が凝縮された一冊。ただ娘(三女)の心境も垣間見れるところから、少しではあるものの彼女の生き方に賛否が分かれる気がしました。2019/03/20