内容説明
平成元年5月に創業80周年を迎える“老舗”味の素が、いま“攻めの戦略”を打ち出している。名づけて、[WE‐21]計画。射程距離に入った21世紀に向けて、WORLD EXCELLENTな企業を目指そうという長期経営構想だ。昭和30年代に思いきった“多角化”に踏み切り、総合食品メーカーとしてトップに躍り出た味の素が、いままた経営戦略の新たな転換点に立っている―。
目次
1章 動き出した“ソフト化”戦略
2章 “一兆円企業”を狙う「WE‐21」
3章 多彩な多角化の系譜
4章 “メーカー川下論”で意識改革
5章 アミノ酸で築いた“技術王国”
6章 “多角化”時代に入った海外事業
7章 新「味の素グループ」の構築