出版社内容情報
京都を代表する菓子舗である「末富」の、四季折々の美しい菓子一五〇点を、末富主人の短文により味わい深く紹介。産経新聞誌上で十一年間続いている人気連載をまとめたもの。
内容説明
京菓子司・末富の主人が綴る180種のおいしい和菓子。産経新聞日曜版、11年間好評連載中「菓子こよみ」が一冊に。
目次
一月(花時計;夢のかよいじ ほか)
二月(春を待つ;福升・光琳梅 ほか)
三月(桜前線;ひちぎり・桃寿 ほか)
四月(佐保姫;華だんご・花見団子 ほか)
五月(かしわ餅;鯉のぼり・兜もち ほか)
六月(氷室;夏至餅 ほか)
七月(岩うつ浪;水羊羹・白玉羹 ほか)
八月(花火;宝袋 ほか)
九月(月の出;ラプソディー・イン・ブルー ほか)
十月(初もみじ;龍田姫 ほか)
十一月(手向山;唐錦 ほか)
十二月(メリークリスマス;落ち葉散り敷く ほか)
著者等紹介
山口富蔵[ヤマグチトミゾウ]
1937年生まれ。1960年、関西学院大学経済学部卒業。東京銀座「松崎煎餅」さんにて1年間修行。その後、父・竹次郎のもとで家業に従事。1970年春より「亀屋末富」(明治26年創業)三代目を継承する。1989年、株式会社「末富」社長。本店のほかに高島屋(京都・大阪・東京日本橋・新宿)に出店。茶道各御家元の御用を務めると共に各宗本山にも出入り、御用を務める。裏千家学園、同志社女子大学、精華大学、大谷大学にて非常勤講師を務める。現在、産経新聞に「菓子こよみ」を隔週日曜日連載中
寺田豊作[テラダトヨサク]
1938年生まれ。1953年、写真記者として産経新聞大阪本社に入社。菓子こよみ・花物語・大和路の薫り・にっぽんのインテリア・近世おんな歴史散歩・大阪の味・日本おみやげ紀行などを連載。1993年、「素顔の湿地」で日本新聞協会賞を受ける
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