内容説明
近藤勇、土方歳三、沖田総司、斉藤一たちの京の死闘を追跡。
目次
1 ゆれ動く幕府
2 攘夷と尊皇と佐幕
3 浪士組(のちの新選組)結成
4 浪士組、京都に入る
5 「新選組」の誕生
6 新選組「誠」の道
7 拡充をはかる新選組
8 斬る―新選組の使命
9 つづく殺戮
10 幕府崩壊、新政府の発足
11 新選組の敗走
著者等紹介
木村幸比古[キムラサチヒコ]
1948年、京都市に生まれる。国学院大学文学部を卒業。現在、霊山歴史館学芸課長、岩倉具視対岳文庫長。維新史に関する評論を多数行い、1991年に維新史の研究と博物館活動で文部大臣表彰を受ける
三村博史[ミムラヒロシ]
1955年、京都市に生まれる。地元和装業界紙に勤務後、1994年からフリーランスとなる。以後、伝統産業を主とする出版物の撮影を手がける一方、京都の街並みや風土をテーマにした作品づくりに取り組む。編集プロダクションを主宰し、『京のよきもの』(京都新聞社)を企画制作。京都写真家協会会員
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感想・レビュー
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田中峰和
4
勤皇と佐幕を巡る幕末の権力闘争が多くの写真を掲載しながらわかりやすく解説してくれる。勤皇家の高山彦九郎の憤死の章では、御所に向かって土下座する彼の銅像写真を掲載し、彦九郎を維新の魁としている。肝心の新選組、新撰組とも表記されるが子母澤寛によると、当時の人は文字の拘りなく両方使っていたそうだ。さて局長近藤勇について。顔に似合わずかなりの女好きで、そのせいで隊士が斬首された。近藤の女を見受けのための五十両が紛失し、経理担当の河合が実家から送金してもらうことになった。それが間に合わず斬首とは気の毒だ。2021/01/19
ギズモ。
1
コロナが落ち着いたらこの本を片手に歩こう🎵2021/08/11
ゆうこ
1
☆☆2012/09/28
ばっちょ
1
新選組好きな方には今更な内容かもしれませんが、新選組にハマってはじめて京都巡りしたい方、また改めて知りたい方には京都のガイドブックとしてオススメします2012/03/05
かいり
0
中古購入。写真がいいです。表紙は島田さんが書いた隊士名簿。