内容説明
電子メールなどを取り入れたコミュニケーション活動は、単なる遊びや動機付けにとどまらず、英語の授業を本質的に変える可能性をはらんでいる。新しい時代に応じた英語授業を目指して、英語教育と教育学の立場からネットワークの活用法を考える。
目次
第1章 インターネットの教育への導入
第2章 電子メールを利用した実践
第3章 インターネット利用の効果
第4章 チャットとMOO
第5章 Webの利用
第6章 Webを使ったライティング
第7章 国際理解・異文化理解
第8章 共同学習
第9章 教師の役割
第10章 評価のありかた
第11章 英語教育の変革
著者等紹介
杉本卓[スギモトタク]
1962年東京都生まれ。東京大学大学院教育学研究科学校教育学専門課程修了。現在、千葉工業大学専任講師。専攻は情報教育、認知科学、メディア論
朝尾幸次郎[アサオコウジロウ]
1949年広島県生まれ。デンバー大学大学院スピーチ・コミュニケーション学科、東京外国語大学大学院ゲルマン系言語専攻修了。現在、東海大学教授。専攻は応用言語学
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感想・レビュー
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ena
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10年以上前の古い本で、技術的にはそのまま使えないが、根本的な考え方は現代で話題になっていることだし(先を読む力?)、活動もそのまま教室に使えるのがあると思う。思ったより、コミュニケーションの話が多くて楽しかった。Travel Buddyの写真が可愛すぎた(笑)意味のある場面、意味のある活動。(不特定の)読み手がいるということ。親切な本。2014/11/18
knenet
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インターネット、言語教育について意義を丁寧に検討しながら、これまでの取り組みについて考察している。非常に参考になる。2011/04/26