出版社内容情報
遺言を書く目的には、①遺族らに対し遺産の分配法を決めて指示することと、②遺産以外のことで自分の願いや思いを読み手に伝えることがあります。①については法律事項となるため、決まっているルールをわきまえて書かないと遺族間にたいへんなトラブルの種を残してしまいます。
それでも、できるだけ自分の財産は自分の思い通りに渡したいのが当然でしょう。そのために、どのように文面を作成し、あるいは生前の手当をこうじておけばよいのかについて、ケースごとの文例を示して解説するのがこの本です。
さまざまな‘思い’に対応した遺言書の文例を豊富に載せ、書き方のポイントや注意事項を添えた本書は、必ず皆様のお役に立つことと思います。
―著者より
内容説明
公正証書遺言/遺言信託の活用法もよくわかる。誰でもすぐ思い通りに書ける!ケース別・書き方の基本とサンプル満載。相続法改正に対応!
目次
巻頭 遺言を書く前に知っておきたいこと(遺言をするということ;遺書と遺言の違い;遺言することのメリット ほか)
第1部 思い通りに遺産を相続させる遺言のすすめ(なぜ遺言を書く必要があるのか;こんな場合には遺言を書こう;遺言を書くときに注意すること…あとでトラブルにならないために)
第2部 自分の“思い”をかなえるための遺言の書き方(残される妻(夫)が幸せに暮らしていけるようにする遺言の書き方
残される家族が遺産分けで争わないようにする遺言の書き方
事業を跡継ぎの子に無事に継がせるための遺言の書き方 ほか)
著者等紹介
國部徹[クニベトオル]
昭和35年12月9日生。東京大学法学部卒。弁護士(東京弁護士会所属)。一般民事・家事事件をはじめ、労働事件や倒産事件、刑事事件など日常の出来事全般を取り扱う
内海徹[ウツミトオル]
昭和16年、宮崎県に生まれる。早稲田大学法学部卒業。法律ジャーナリスト
真田親義[サナダチカヨシ]
昭和24年、熊本県生まれ。熊本大学法学部卒業。(有)生活と法律研究所所長
斉藤志郎[サイトウシロウ]
昭和49年長野県生まれ。平成21年行政書士登録。法律事務所等の勤務を経て行政書士として開業。東京都行政書士会市民法務部部員。東京都行政書士会板橋支部役員。公益社団法人成年後見支援センターヒルフェ副理事長。許認可の他、遺言・相続・成年後見等の市民法務に力を入れ活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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belalugosi6997
くるぽん
kaz