内容説明
人間よりも動物を守れ!現代版『生類憐みの令』を叫び続ける巨大環境保護団体のウソと虚飾にまみれた実体と本当の目的を暴き出す。
目次
1 環境帝国主義の誕生
2 捕鯨を葬った民主主義の暴力
3 アザラシ救済とイヌイットの悲劇
4 保護したオットセイが激減
5 絶滅種に祭り上げられたアフリカ象
6 資源豊かでもべっ甲業界大ピンチ
7 混獲不可で中止に追い込まれた母船式サケ・マス
8 ぬれ衣を着せられて葬られた公海流し網
9 政治的サカナにされたクロマグロ
10 動物権者たちの欺瞞
著者等紹介
梅崎義人[ウメザキヨシト]
1938年、鹿児島県生まれ。早稲田大学法学部卒。時事通信社入社。ナイジェリア特派員。農林水産省などを担当。現在、水産ジャーナリスト(フリー)。水産ジャーナリストの会、農政ジャーナリストの会、林政ジャーナリストの会、漁業経済学会の各会員
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感想・レビュー
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しき
1
「動物保護運動は、白人が有色人種の成長をゼロにするため」。動物保護と銘打っているが、実態はひどいものだった。「かわいそうだ」という感情論で周囲の賛成を得て捕獲を禁止させ、数の力でワシントン条約に載せる。異議のある国には容赦なく経済制裁を行っている。彼らの主張は「動物にも権利がある」というものだが、牛や豚の権利は無視して食用にしている。一方、白人に縁のないクジラやオットセイの権利は声高々に主張する。まったくの欺瞞だと思う。2012/04/26
depo
0
図書館リサイクル本。現代版「生類憐れみの令」巨大環境保護団体の嘘と虚飾にまみれた実態を暴く。2025/01/05
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