ワインの嘘―誰も教えてくれなかった自由な楽しみ方

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ワインの嘘―誰も教えてくれなかった自由な楽しみ方

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479785316
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「用語が多くて小難しい」「有名品の味が理解できない」
ワインは教養抜きだからこそ楽しめる!
むずかしい・わからないの呪縛を解く、アウトローなワイン論!

今まで誰も教えてくれなかった「自由な楽しみ方」あります!

・ワインに教養はいらない
・好みの味わいに出会う「合コン」理論
・迷った時の八方美人なワイン
・「ビビビッ」を大切にする
・赤ワインは室温で、は昔の話
・グラスは一つあればいい
・格付けチェックが当たらないワケ
・ワインを残した者にのみ訪れる幸福etc...

もっとわがままで、もっともっと自由でいい! !
日本とイタリアで40年近くにわたって、ワインと食について執筆をしてきた著者が
業界への忖度抜きで伝えたい、「極上の幸せ」と出会う飲み方。

【はじめに――「ワインの嘘」に惑わされず、本質を楽しもう】より一部抜粋・編集

「ワインは好きだけど、よくわからない」という話を耳にする。「ワインについて何も知らないので」と恥じ入る人もいる。
考えてみれば不思議な話だ。ワインはアルコール飲料の一つであり、嗜好品。楽しむのに知識など必要ない。
番茶やビールを飲むのに「番茶がよくわからない」とか「ビールの知識がないので」と卑下する人がいるだろうか。
なのに、なぜかワインでは「わかる必要がある」とか「楽しむには知識がいる」といった奇妙な誤解が幅を利かせている。

そのような齟齬=誤解=「ワインの嘘」が自由にワインを楽しむことを阻害している気がする。

ワインは本来、日常に根付いた飲み物だ。毎日の食卓にあり、食事を引き立て、団欒の時間を彩る。
寛ぎ、憩い、明日への活力を与えてくれる庶民的な飲み物である。

ワインにも他のアルコール飲料とは異なる独自の特徴がある。それを知っておくことは、ワインを楽しむ上で役に立つかもしれない。
だが、ワインについて細かい知識を集めて、ひけらかすことに喜びを見出す「トリビアの泉」的アプローチは、
まさに「木を見て森を見ず」で、かえって本質を見逃してしまう。
肝となる部分だけを大きくざっくりと捉えておけばいい。あとはそれぞれが好きなように楽しむだけだ。
本書では、その肝となる部分だけを紹介している。

とかく、蘊蓄(うんちく)、格付け、マナーなどは、人生を楽しむことを妨げることが多い。
ワインの飲み方についての上から目線のお寒い説教を無視して、自由にワインを楽しみたい。
ワインは人生を楽しくし、人を幸せにするためにあるのだから。

この書がそんな思いを抱かれる方のお役に立てば幸いである。

内容説明

用語が多くて小難しい、有名品の味が理解できない―ワインは教養抜きだからこそ楽しめる!今日は、あえてワインを余らせてみませんか?むずかしい・わからないの呪縛を解く、アウトローなワイン論!

目次

第1章 ワインに教養はいらない(教養としてのワインの無教養;身近になったワイナリー ほか)
第2章 自分だけの楽しみ方を見つける(あの手この手でワインを楽しむ;ブラインドテイスティングはわからなくて当たり前 ほか)
第3章 とっておきの1本と出会う(自分の好みを知ろう;教養を捨てよ、グラスを持とう ほか)
第4章 味わいの向こうに見えるもの(完璧は退屈;生産地に行くとわかる“テロワール” ほか)
第5章 楽しむのに知っておくといいこと(初めの1本を選ぶときに知っておきたい基本の品種;赤と白だけじゃないワインの世界 ほか)

著者等紹介

宮嶋勲[ミヤジマイサオ]
ジャーナリスト。1959年京都生まれ。東京大学経済学部卒業。1983年から1989年までローマの新聞社に勤務。1年の3分の1をイタリアで過ごし、イタリアと日本でワインと食について執筆活動を行っている。イタリアでは2004年から10年間エスプレッソ・イタリアワイン・ガイドの試飲スタッフ、ガンベロ・ロッソ・レストランガイド執筆スタッフを務める。現在「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド」日本語版責任者。日本ではワイン専門誌を中心に執筆するとともに、ワインセミナーの講師、講演を行う。2013年にグランディ・クリュ・ディタリア最優秀外国人ジャーナリスト賞受賞。2014年、イタリア文化への貢献により“イタリアの星勲章”コンメンダトーレ章をイタリア大統領より授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

19
昨年刊行されてから書店で見かけて、ずっと気になりつつ後回しになっていた本。ワインというと「教養としての」とか「エリートビジネスマンはなぜ」みたいな、ワインの味とは無関係な知識やうんちくが大事みたいな風潮が一部の界隈にあってモヤモヤしていた。本書はそんな知識偏重主義を捨てて、自由にワインを楽しもうという話。特別なイベントとして飲む年代物のワインも素敵だろうが、自分は著者のようにワインを日常に取り入れるという考え方が好きだな。2022/08/08

Yuki

10
⭐️ ワインに詳しくない私にとって、非常に根幹的で実用的な入門書だった。 予算3000円までで、品種名がラベルに記載されているカリフォルニア、チリ、南アフリカ産のワインを買って飲もう。 カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーのどっしりとした感じが好きなのは分かっているので、白ワインに挑戦しよう。ソービィニヨン・ブランにしようか。2022/04/16

ふらこ

5
ワインとの付き合い方を、いろんな思い出と共に語ってくれる本。昔からの言い伝えみたいなセオリーは、もう守る必要がない。好きだと思ったワインを好きなように飲んでいい。飲めないワインがあってもいいじゃない。って気持ちにしてくれる。私、赤ワイン飲めないんですけど。それで良いような気がしてきたよ。2021/10/24

たろーたん

3
各国のワインに対する向き合い方の違いが面白かった。例えば、新興ワイン・ニューワールド(カリフォルニア、チリ、南アフリカ等)は、消費者がどんなワインなのか想像できないため、ラベルにはメルローやシャルドネ等の品種名が表記されるため、品種の特徴をちゃんと残したワインを作らないといけない。対して、フランスのブルゴーニュでは、品種は手段でしかなく、自分のワインに品種の特徴が感じられたとしたらそれは敗北で、目的であるテロワール・畑の特徴の特徴が感じられてこそ偉大なワインと言うことらしい。(続)2023/02/27

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