思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働

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思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422320854
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

新型コロナウイルスが蔓延する状況下で、医療現場で働く看護師をはじめとして様々な対人援助に携わる人々は、どのような体験をしているのか。長引く自粛生活の中で将来が見通せない不安が社会に様々な分断をひき起こしているなかで、この危機を生き延び、よりよく生きていくためにはどうすればよいか。
本書では、精神科看護とメンタルヘルスの専門家で、長年看護教育に携わってきた著者が、コロナ禍の医療現場を取り巻く状況を概観し、「感情労働」の観点を取り入れながら、看護師という職業の実態や、トラウマの意味とその影響、しなやかに回復していく力「レジリエンス」まで、平易な言葉で語り伝える。医療の現場で働く人々はもちろん、すべての人にとって、これからの時代を生き抜くヒントが得られる一冊。装画挿絵:安藤智

内容説明

新型コロナウイルスが蔓延する状況下で、医療従事者の人々はどのような体験をしているのか。感情労働やトラウマの観点を取り入れながら、この危機とこれからの時代をしなやかに生き延びていくためのヒントを平易な言葉で語り伝える。コロナ禍の医療現場で働く人のメンタルヘルスは、いかにして守れるか?

目次

1 COVID‐19とたたかう現場
2 看護師たちが働き続ける理由
3 医療者を突き動かす共感ストレス
4 トラウマ体験とはどういうものか
5 トラウマと社会
6 子どもの逆境体験とその影響
7 トラウマを生き抜くには

著者等紹介

武井麻子[タケイアサコ]
1976年、東京大学医学系研究科修士課程2年のときから12年間、治療共同体をめざす千葉の民間精神科病院である海上寮療養所に看護師およびソーシャルワーカーとして勤務。その間、英国ケンブリッジのフルボーン病院にて半年間研修。1988年千葉県立衛生短期大学を経て、1990年日本赤十字看護大学に。以来、25年にわたり看護教育に携わる。その後はOffice‐Asakoを立ち上げ、援助職向けに個人とグループのコンサルテーションを行うかたわら、東京都立大学特任教授を兼任した。日本赤十字看護大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

57
『感情と看護』(医学書院:ケアをひらく)などの著書があり、精神科看護とメンタルヘルスの専門家で、長年看護教育に携わってきた著者が、コロナ禍の医療現場を取り巻く状況を概観した書。コロナ禍で、様々な対人援助に携わる人々は、どのような体験をしているのか。長引く自粛生活で分断された社会において、生き延び、よりよく生きていくためにはどうすればよいか。「感情労働」の観点を取り入れながら、看護師という職業の実態や、トラウマの意味とその影響、しなやかに回復していく力である“レジリエンス”まで、平易な言葉で語り伝える。⇒2023/10/07

しまちゃん

1
コロナ禍の医療現場で働く人のメンタルヘルスは、いかにして守れるか?コロナ病棟での看護師さんたちの過酷な状況をこの本の記述から知って、なんとも言えない気持ちになります。本書では、新型コロナウイルスが引き起こしたさまざまな出来事から、トラウマの意味やその影響について、そしてそれをしなやかに跳ね返して回復していく力、リジリエンス。リジリエンスをはぐくむために大切なこと、健康な自己中心性。自分の意思や感情、動機などをしっかりと自分でつかんでいる必要があります。関心をもってくれ、反応を返してくれる他社が必要。2022/12/28

Ayano

0
関心があって読んだ本.p96〜98は専門職として東日本大震災の災害派遣に行った時のことを思い出して胸が締め付けられる思いがした.派遣後の自分の職業や人生にも少なくない影響を与えた経験だった.該当箇所を読んで,あぁみんな同じだったんだ,と10年近くの年月を経て救われた気がした. 全編を通して平易な言葉で,医療現場の大変さや働く人の心の内を紐解きながら書かれている.だからといって,専門職を労ってという意味ではなく,その職業についているからって人の心は無敵ではない,みんな同じだであることを気づかせてくれる本.2022/10/04

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