内容説明
「播磨屋」を追う。モダンボーイの時代から「鬼平」まで当世人気歌舞伎役者の素顔を綴った17の浮世話。
目次
はじめに
読む
着物
しきたり
年齢
体力
映画
食
音楽
絵画〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uburoi
2
タイトルは歌舞伎の「ひとりで戦闘の様子などを語って聞かせる」「物語り」にあやかっている。初代はp211「芝居の役作りに没頭するあまり、浅草の仲見世の人混みの中で、突然笑いだして周囲を驚かせたという」まるで『ジョーカー』だ。1996年に刊行された本書は吉右衛門52歳だ。この語りは93年12月から95年4月の取材で、いまや75歳だ。これ買ったときに一度読んでいるけど、当時より歌舞伎の演目やなんか知識は格段に増えているのでより興味深くよめる。10年後読んだらさらに面白くなるかもしれない。2019/10/16
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