出版社内容情報
火盗改同心の密偵が、浅草近くで斬殺死体で見つかった。密偵は寺で開かれている賭場を探っていた。寺での事件なら町奉行所は手を出せない。残された子どもたちのため、「虎乱」を名乗る手練れに雲井が挑む!
内容説明
火盗改の密偵・房造が何者かに斬殺された。与力の雲井竜之介は、その刀傷から下手人が剣の遣い手であることを見抜く。房造は、寺でひらかれている賭場をつきとめるため、浅草界隈を探っていたという。寺社奉行の支配下にある寺が関わっているとすれば、町奉行所には手出しができない。残された兄妹が、父・房造の敵を討とうと下手人捜しをしていると知った雲井は、5人の密偵を繰り出し、殺人剣「虎乱」に挑む。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍。著書は200冊を超える。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フク
7
Kindle unlimited2021/03/09
あかんべ
2
前に読んだことのあるシチュエーション、結果。名前は異なっても同じ。出版社、編集者の考えが解らない。2013/07/05
まこ
1
奉行所が下手に入れないお寺で博打やってる辺り、今回の敵さん、汚い。ボスも僧侶じゃなくて大ダコだろ、コレってツッコミ入れてました。話のパターンが今までとは違ってて新鮮に感じた。2013/09/21
犀門
0
#204★★★☆☆2014/12/11
翠嵐
0
借本。時代小説は2作者目ですが、何か内容が薄いな~とか思ってしまいました。2014/02/08