図説 中国文明史〈6〉隋唐―開かれた文明

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202570
  • NDC分類 222.01
  • Cコード C0322

目次

第1章 光輝く盛世の都
第2章 世界で最も開かれた国家
第3章 威風堂々たる軍隊
第4章 国が富み民が強い時代の産業
第5章 開放された社会の気風
第6章 東西の生活文化が一体化
第7章 壮観な隋唐の芸術

著者等紹介

稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
早稲田大学文学学術院教授、北京大学中国古文献研究センター客員教授。これまでに、北京大学考古系交換研究員(84年)、南開大学東方芸術系客員教授(85年)などを兼任。中国古代学が専門。「三星堆」展、「紫禁城の女性たち」展、愛知万博グローバルハウスの中国文物展など、数多くの展覧会の監修も務める

劉〓[リュウイ]
中国文物交流センター主任助理、中国文物学会秘書長・常務理事などを歴任。歴代皇帝の陵墓制が専門

尹夏清[インカセイ]
西北大学文博学院考古学科を卒業。1997~1998年、関西大学大学院修士課程にて考古学を専攻する。現在は陝西省文物局鑑定班助理と国家文物の国外持ち出しにおける責任鑑定員をつとめ、陝西省の文物鑑定を担当している。国家文物局が組織する西北5省輸出文物鑑定作業に参加し、国家文物局が行う陝西省所蔵一級文物の鑑定と確認作業にもたずさわる

佐藤浩一[サトウコウイチ]
早稲田大学大学院文学研究科中国語・中国文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。早稲田大学文学部助手を経て、復旦大学中文系に中国政府奨学金高級進修生として留学。現在は、早稲田大学・慶應義塾大学などで非常勤講師を務め、中国語や中国文学を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こら

20
焼き物で有名な唐三彩が多数収録されてます。胡服(イラン系民族服)を着た人形や乾燥した餃子・シュウマイの出土品を見ていると、その時代の人がどの様に生きていたのかに思いが馳せます。この時代の鎧は三国志や毘沙門天の鎧そっくりで画像だけでもカッコイイ!2020/02/19

どろすて

4
正倉院の宝物を見た後に、図書館で借りて読む。所々に翻訳のあやしいところがあるものの、豊富な図版で遺物を紹介しているため分かりやすい。唐の文化が多くの他民族の影響下に成り立っていることがよく分かる。巻末に遺物各図の出土地、収蔵場所をきちんと載せているのも○。2020/01/12

ポルターガイスト

0
このシリーズは,雰囲気をざっくりつかんだり,授業用のプリント写真を集めたりするのにはいいが,意外と話のネタになるような要素はつかみにくい。ジャンルごとに分断されているためか。2013/11/03

ろーじゃ

0
唐の時代は民間でも女性が大活躍しているとは驚きでした。衣服の説明が性別・身分を問わず特に豊富で、資料を見ているだけで当時の生活が浮かび上がる程の充実ぶり。1冊通して貴族・庶民の生活文化に特に力を入れてる様子ですが、宗教建築や長安城の説明も分かりやすかったです。2012/08/30

韓信

0
隋唐時代の社会・制度・文化を豊富な図版写真で概観。とくに服飾関係が資料豊富で面白い。当時の農業の進展ぷりや揚州の繁栄など、あまり知らなかった分野もこんなに研究成果が出ていたのかと新鮮な気持ちで読めた。 ただ、現代中国の民族問題への配慮というか、政治的なカラーがにじみ出ている点には注意。あと藩鎮体制についてほとんど触れていないのが最大の欠点かな。 個人的に気になったのは、ソグド研究者がすべて「ソグド」と見なしてしまう胡人俑をソグド人やアラブ人などに分類しているが、その基準は何なのか、という点。2012/04/15

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