出版社内容情報
【解説】
船場の語り部として，またエッセイストとして定評のある著者が，新聞や雑誌に連載したコラムと，放送原稿をまとめる。船場商法の真髄を語り，人情の機微をついたエッセイ。
目次
正月牡丹
暗闇の牛
船場カルタ
身の程
通人の条件
肩叩き
「船場汁」始末
三日月に祈る
カナと巻紙
東宮御所〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
denken
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牛の涎商法は不況のときに思い出されるみたいなことが書かれてたけど，今現在この作者の本が手に入りにくいのは，完全に忘れ去られてしまったからか。伝統だってそれを知らない者からみれば目新しいもので，なかなか斬新？な良いことは書いてあるので他の本も読んでみたいが，手近には無い。残念なこっちゃ。2010/03/23
