出版社内容情報
会計基準開発のあるべき姿を考え続けたASBJ委員長時代に執筆した26の論稿を収録。
内容説明
著者がASBJ委員長時代に執筆した26の論稿を収録。
目次
委員長就任にあたって(2007年6月)
会計基準のグローバル・コンバージェンスに向けたASBJの戦略―東京合意を公表して―(2007年9月)
コンバージェンスの向かう先(2008年9月)
金融危機と会計基準設定のあり方(2008年12月)
IFRSの適用とコンバージェンス(2009年3月)
財務諸表の表示プロジェクトと包括利益の表示(2009年6月)
金融商品会計基準の見直し(2009年9月)
秋の会計外交を一巡して(2009年12月)
3年間を振り返って(2010年3月)
ASBJの進路(2010年6月)〔ほか〕
著者等紹介
西川郁生[ニシカワイクオ]
1974年東京大学経済学部卒業。1990年~2001年新日本監査法人(現新日本有限責任監査法人)代表社員。1993年~1998年国際会計基準委員会(IASC)JICPA代表。1995年~2001年日本公認会計士協会常務理事。1999年~2005年、2008年~2014年企業会計審議会臨時委員。2001年~2007年企業会計基準委員会(ASBJ)副委員長。2007年~2014年企業会計基準委員会(ASBJ)委員長。2010年~2011年アジア・オセアニア会計基準設定主体グループ(AOSSG)議長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kurosuke
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西川先生の会計基準激動の時代にどのように対応してきたかを書き綴る良著。発言力が弱い日本が世界で戦うためには理屈を磨く必要性、英語以前に日本語のコミュニケーション能力の改善を訴える指摘には耳が痛い思いです。連結先行、連単分離は一時的な乖離の位置付けであったはずがそれが依然続いていることに筆者は少し思い残しがあるのかもしれないと感じました。収益認識のコンバージェンス検討開始を1番喜んでのは西川先生かもしれませんね。主体的コンバージェンス見守りましょう。ちなみに年表的にも使えるので実務の参考にもなりそうです。2015/03/31
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