出版社内容情報
身近な雑草を選び、それぞれの呼び名と名前の由来を紹介しています。春の雑草32種、夏の雑草27種、秋の雑草21種、全80種。
本書では身近な雑草80種を選び、それぞれの雑草の呼び名と名前の由来を紹介しています。草姿、花、実といった雑草の特徴をキリヌキ写真と生態写真を駆使して構成しましたので、他のどんな本よりも見やすくわかりやすい内容になっています。また、デザイン的にも美しい本に仕上がっていますので、見て、読むだけでも楽しめ、フィールドでは実際に雑草を見つけたり見わけたりする上で大活躍することと思います。春の雑草32種、夏の雑草27種、秋の雑草21種、全80種を紹介。
目次
春の雑草(レンゲソウ―蓮華草;ホトケノザ―仏の座;ムラサキサギゴケ―紫鷺苔;シロツメクサ―白詰草 ほか)
夏の雑草(ワルナスビ―悪茄子;ツユクサ―露草;ブタクサ―豚草 ほか)
秋の雑草(カラスウリ―烏瓜;イノコズチ―猪子鎚;カゼクサ―風草;クズ―葛 ほか)
著者等紹介
亀田龍吉[カメダリュウキチ]
自然写真家。1953年千葉県館山市生まれ。植物、昆虫、鳥をはじめ、人間をも含めたすべての自然の関わり合いをテーマに作品をつくり続けている。科学と情操の接点でとらえる独自の映像は、自然写真の世界で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
86
旺盛な繁殖能力を持ち、踏みつけられても再生する逞しい〈路傍の花〉。季節ごとに計80種を収録した写真事典です。ゆったりしたレイアウトと簡にして明な解説は分かりやすいけど、個人的にはもう少し点数が欲しかった(続編の『散歩編』が出ています)。とてもポピュラーな植物が並んでいるけど、恥ずかしながら不正確な名前で覚えていた花がありました。ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)。漢字で書くと一目瞭然だけど、ずっとヒメジオンだと思ってました。(>_<)2015/05/23
榊原 香織
56
相変わらず”かわいいのぉ”とか言いながら見てます(万太郎の真似) カラスノエンドウの実をたくさん集めて炒めて食べてみたそうですが、お勧めできない、とのこと。まあ、毒はないけどね2023/08/25
スノーマン
27
これ見たことある〜の連続。名前と合わせて眺めるとなかなか味わい深い。カタカナだとつるりと聞き流してしまいそうだが、漢字で読むと更に意味深!屁糞葛、継子の尻拭い、嫁菜、雀の鉄砲、面白いなぁ。葉や花の様子もそれぞれ可愛くみえてくる。2019/08/08
ラグエル
17
取り上げられているものについてはとてもいいんですが、もっと種類があるんじゃないかな、物足りない。2013/05/13
遠い日
13
よく見かけるのになかなか細かい名前が覚えられないまま、今日まで来てしまった。子どもの頃に覚えたものは忘れないものだな。写真がきれいで、ああこんなの道端や駐車場の後ろの方に生えてる、と見覚えのあるものがいっぱい。でも、黄色い小さな花の雑草はどれも一緒に見えてしまう。庭石菖とか好きな雑草が出てくると嬉しい。2020/10/27