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出版社内容情報
世界文学史上の傑作として読み継がれている『カラマーゾフの兄弟』。この作品で、著者のドストエフスキーは何を伝えたかったのか? 作中ではいくつもの視点が絡み合い、登場人物も多いため、多様な解釈が可能です。また、本当に深く理解するには、キリスト教文化やロシアについての基礎知識が必要になります。キリスト教者でロシアにも精通している佐藤優氏が、難関と言われる「大審問官」、「ロシアの修道僧」を中心に解説していきます。読むのをためらっていた人、読んだものの理解が不十分だと感じていた人に、その魅力を余すところなく伝える一冊です。
内容説明
家族と愛欲、信仰と理性、自由と服従―この一冊に人間の本質がすべて詰まっている!世界文学の最高傑作を徹底講義。
目次
序章
本編1(著者より;第1編 ある家族の物語 ほか)
本編2(第4編 錯乱;第5編 プロとコントラ(大審問官1) ほか)
本編3(第6編 ロシアの修道僧)
本編4(第7編 アリョーシャ/第8編 ミーチャ/第9編 予審;第10編 少年たち/第11編 兄イワン/第12編 誤審)
本編5(エピローグ)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月有罪確定。現在は執筆や講演、寄稿などを通して積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Vakira
猫柳
Happy Like a Honeybee
元よしだ
チバ