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阿呆のすすめ―「悩み」を捨てる生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413037181
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0095

内容説明

「分別のある生き方」より「無分別」のほうが幸せだと、仏教は教えます。

目次

序章 もう、「頭のいい生き方」はやめましょう
1章 こんな時代は「阿呆」こそ幸せ―無分別の智慧の実践
2章 相手に悩ませておけばいい―他人ができることを自分がするな
3章 将来のために「今」を犠牲にしなくていい―明日できることを今日やるな
4章 理想と「今ここにいる自分」を比べなくていい―「人様からの評価なんて興味なし」の自由
5章 先の心配なんてしなくていい―今を楽しむ阿呆の極意

著者等紹介

ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年大阪生まれ。東大文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程修了。気象大学教授を経て、大正大学客員教授。仏教を中心とした宗教の真髄をわかりやすく語り、多くのファンに支持される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

33
2009年刊(著者73歳)。ひろさちやの生き方ははたして「阿呆」だったのだろうか。仏教学者の本にしては仏教の話は少ない。「仏の物差しには目盛りがない」ことが繰り返し説かれる。父親がシベリア抑留で現地で亡くなったことが明かされる。経済成長を進める自民党政府への不信感。周囲への配慮や将来への準備、終活などことごとく「賢い人」のやることと断じる。阿呆になるのにも修行が要る。「わて阿呆やからわかりまへん」というご本人は気象大学の教授、小学校のときに阿呆の片鱗を見せていた息子が情報工学の教授とは、どこが阿呆やろか?2022/06/08

はなよ

10
阿呆のすすめという題名だけど、ある意味賢い内容が書かれている。未来なんて予測が出来ないんだから、人生計画をたてた所で無駄。今を楽しく生きる事が大事。ただ、受け入れられない人は多そう。努力を否定しているのではなく、努力自体を楽しめなければ努力の意味がない、と解釈した。政府に対して少し辛口すぎて、その部分だけは著者の言う「賢い人」のようになっているのはなんだかなあ、とは思う。その事は著者自身も把握しているようで、度々「自分も阿呆になりきれない」と語っている。著者のいう阿呆とは、一種の悟りなのかもしれない。2018/03/08

Humbaba

6
他者の評価というのはそれを評価するための一指標にはなる。ただし、それは絶対的なものというわけではない。世間で言われている正解も、指標の中の一つに過ぎない。自分にとってそれが意味ないものだと考えるのならば、無視してしまったほうがよほど生きやすくなる。2013/10/07

ダンゴ☆ルッチ

1
久しぶりに読んだ。普段から意識しているつもりだけど、子供にはあれこれ言わないようにしようと改めて思った。何事も「いま」を大事にできるよう。2019/06/03

takj

1
読んでいて面白い 現実逃避的かな 2018/01/24

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