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内容説明
ジョン、ポール、ジョージ、リンゴと60年代を駆け抜けた男の回想録。著者だけが知る4人のすべて。ビートルズ神話の舞台裏がついに明かされる。
目次
第1章 ホモでもなく、ユダヤ人でもなく
第2章 ブライアンのボーイズ
第3章 すてきな四人
第4章 ネンペラー(ネムズ帝国)
第5章 ビートルマニアの誕生
第6章 アメリカン・ドリーム
第7章 狂乱のツアーふたたび
第8章 東京テロル
第9章 収拾不能
第10章 ツアーの終点
第11章 腐った感情
著者等紹介
バーロウ,トニー[バーロウ,トニー][Barrow,Tony]
イギリスのリバプール郊外、クロスビーで生まれる。ロンドンの大手レコード会社デッカでライナーノートを書く仕事をしていたところ、ビートルズのマネージャーのブライアン・エプスタインに引き抜かれ、1962年から68年までビートルズの広報担当を務める。ビートルズのデビューから、世界制覇、最大のコンサート、日本公演、ビートルズ排斥運動など数々の歴史的場面に立ち会う。エプスタインのマネージメント会社から独立後も、ニール・セダカ、トニー・ベネットなど多数のアーティストの広報を手がけ、1980年以降は文筆家としてビートルズの回想を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
33
面白かった!ビートルズのデビューから絶頂期の間の、やり手の広報担当としてつぶさにビートルズ現象を目の当たりにしてきた著者、限りなく近いところにいながら、けして「身内」ではないがゆえか、「客観的な」とか「ビジネスライクな」というのとはチョット違うその微妙な距離感と不要な感情移入のない語りがいい。「ビートル・ピープル」でない人にはどっーでもいいような女性週刊誌的なネタもまた、ファンには楽しく飽きさせない。2014/05/20
CCC
2
このバンドについて書かれた本は無数にあるだろうけれど、結成初期からメンバーと直接関わりがあった人による本はそう多くないんじゃなかろうか。 流石『資料を集めては保管してきた』だけあって、具体的なエピソードが多い。また、一緒に仕事をしてきた『戦友』のような面もあるからか、ある程度『偶像』ではない生のファブフォーを捉えることが出来ていると思う。文字びっしりで少し読むのにエネルギーがいったけれど、興味深い内容だった。一次資料の価値もあるかも。2012/10/01
zzfog
1
できるだけ客観的にと抑えた筆致に好感が持てる。書かれているエピソード自体は珍しくは無くても違った切り口で読ませてくれる。良書。2013/07/27