出版社内容情報
我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。
目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。
それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみの等身大育児エッセイマンガ。
「名前の気づき」と「人見知りを克服した話」の新規エピソード2話書き下ろし!
※本文より※
取り返しがつかないことをしたとき
誰かを傷つけてしまったとき
自分で自分が許せないとき
子どもの人生にもいろんなことが起きるだろう
どんなときでも母はあなたの味方だということを
簡単に絶望してしまわないように
それだけは絶対に伝えておきたいと思っている。
内容説明
表情を見て反応を見てもの思うママ・さざなみが探す「思いが伝わる言葉」!SNSで共感&支持された等身大育児エッセイ。
目次
その1 0歳ごろ
その2 2歳ごろ
その3 3歳ごろ
その4 わたしの子ども時代
その5 4歳ごろ
その6 出産の思い出
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
62
新刊。ツイッター発の育児コミックエッセイとのこと。読み進めるたび「はあ〜…ううっ泣」と涙腺が何度も緩む。著者さんと娘ちゃん達(主に長女ちゃん)とのエピソードなの、何故かわが子がどんどん愛おしくなっていく不思議。ご自身が絶望しやすかったからこそ長女ちゃんへの声がけをとても意識されている様が凄い。確かに子どもは心の中で何を思っていてどんな言葉で傷付いているのか表面的には分からない時がたくさんある。ボーッとしているだけに見える時も。見たままにとらわれず気持ちを確認していこう、言葉でも愛を伝えて行こうと思った。2021/01/26
ak
2
いちお母さんの子育て日記。育児の専門家でなければギャグに走った内容でもないので、本当にただ一つの親子の日常って感じ。それがほっこりして良い。2024/02/09
みうら
0
うちの長女もこだわりがある子供だったので、おそらく育てやすい子供ではないと思う。(そう言い出すと育てやすい子供が本当にいるのかどうかわからないけども。)作者の育児もとても大変なことが多くあっただろうにちゃんと子供に向き合ってすごいなぁと感心してしまう。反面、親の育児中の子供への大変さにおける葛藤があまり描写されていないので、多少上から目線のアドバイスに捉えられてしまう面もあるかもしれない。そのやり方、余裕ないからできないのよ!って言われちゃいそうな。絵がとても上手。昔から絵を描くのが好きというだけある。2024/11/16
よし
0
Webで一部読んでいたが、優しい絵のタッチと繊細な感受性に共感して購入。期待通りの内容で、スイスイ読めた。子どもは親が思っているより深く理解していたり、それでもうまく表現できず、伝えられなかったりする。親が子供を正しく観て、先入観はあくまで参考に、目の前の子供の表情、発言を受け止め、それをもとに対話をして理解するべきだと思った。続きも読みたい作品。2022/04/04