出版社内容情報
十津川警部も登場!
西村京太郎、初期傑作ミステリ―集!!
赤坂のホテルで映画俳優の宿泊する部屋に侵入したホテル荒し。しかし、彼が見つけたのは金ではなく女の死体だった…(「ホテルの鍵は死への鍵」)。変装で人生観が変わった中年男(「仮面の欲望」)、受験当日に寝坊をした受験生(「受験地獄」)、新幹線で女性との出会いを求めた男(「危険な道づれ」)、愛人の遺産を狙う女を追い詰める十津川警部(「死体の値段」)など、思いがけない出来事に驚愕の罠が……トラベルミステリ―だけではない、西村京太郎の魅力満載の初期傑作ミステリ―&サスペンス集!
死を招く11(イレブン)の罠!
あなたは抜け出せるか。
結末の鮮やかさで、ミステリー短編の醍醐味を堪能できるに違いない。
――山前譲(推理小説研究家)
多彩な小説(ミステリ―)世界(ワールド)、再発見!
●収録作品
「ホテルの鍵は死への鍵」
「歌を忘れたカナリヤは」
「ピンクカード」
「仮面の欲望」
「優しい悪魔たち」
「受験地獄」
「危険なサイドビジネス」
「水の上の殺人」
「危険な道づれ」
「モーツァルトの罠」
「死体の値段」
内容説明
赤坂のホテルで映画俳優の宿泊する部屋に侵入したホテル荒らし。しかし、彼が見つけたのは金ではなく女の死体だった…(「ホテルの鍵は死への鍵」)。変装で人生観が変わった中年男(「仮面の欲望」)、受験当日に寝坊をした受験生(「受験地獄」)、新幹線で女性との出会いを求めた男(「危険な道づれ」)、愛人の遺産を狙う女を追い詰める十津川警部(「死体の値段」)など、衝撃の結末があなたを待ち受ける…トラベルミステリーだけではない、西村京太郎の魅力満載の初期傑作ミステリー&サスペンス集!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5年、東京に生まれる。公務員生活ののち、数々の職業を経て、創作活動をつづける。昭和38年、『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、40年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞、推理作家としてデビュー。56年『終着駅殺人事件』の日本推理作家協会賞受賞で推理界に不動の地位を築く。平成13年湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。全著書や作家としての記録を展示公開している。平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。平成22年、第45回長谷川伸賞、平成31年に吉川英治文庫賞を受賞した国民的作家。令和4年3月逝去。享年91。生涯の著作は640冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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