内容説明
美人文芸部長がたくらむ大仕掛けを、見抜けるか!?『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園に新作誕生!
著者等紹介
東川篤哉[ヒガシガワトクヤ]
1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒。2002年、カッパ・ノベルス新人発掘シリーズ『密室の鍵貸します』でデビュー。11年、『謎解きはディナーのあとで』で本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
253
東川 篤哉は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、ハイスクール・ユーモア・(ポンコツ)・ミステリでした。作中作は、素人のJKが書いているため当然ポンコツですが、本編もポンコツでした(笑) 文科系プロレス部がある高校なんて存在するのでしょうか?2020/07/28
ままこ
111
部員ひとりしかいない第二文芸部の美少女部長、水崎アンナ。ナルシストな彼女が書いたツッコミどころ満載の連作ミステリを読むことになった“僕”。感想を聞かれ的確に根本的な疑問を投げかける。なんやかんや言いながらもその作風は中毒性があるようだ(笑)ライトに楽しめるどんでん返しありのツンデレミステリinミステリ。2020/09/16
寂しがり屋の狼さん
105
「第二文芸部」部長の水崎アンナが学園で起こる事件を解決していく物語と思って読んでみたら…自身が描いた突っ込みどころ満載の学園ミステリーを入部希望?の男の子に読ませ感想を聞くと言う…なんともユニークなお話し(笑)これは初体験って感じでした(*^-^*)2020/09/19
あっか
75
もうっ!最後何を見せられてるのっwという甘酸っぱい?気持ちになりながら読了♡第二文学部部長(表紙の女の子)による穴だらけのミステリを、とっつかまった1年生主人公が入れるツッコミに笑いながらミステリも楽しめる1冊。読んでても主人公のように鋭いツッコミが全く思いつかないわたしは、ミステリ作るのって大変なんだなあ…と平凡に思いましたw最後の仕掛けが…!というレビューを見てドキドキしながら読んだけど、全然気付けず。笑 もう少し後日談とか読みたかったなー!デレたアンナ先輩がもっと見たかった!2021/04/26
雅
73
作家を目指す学生が書いたという設定なだけに、ツッコミどころ満載なユル〜イユーモア学園ミステリー。個性的なキャラ達による軽快なトークもコントみたいで面白い。2020/08/09