出版社内容情報
かつて日本一の大都市だった大阪の意外な歴史を、地図や地理、地名からひもとく。ナニワっ子も思わずうなるネタが満載の一冊。
内容説明
「『阿倍野』と『阿部野』どうしてこんなにややこしいの?」「大阪国際空港が三市にまたがっているわけは?」「百貨店もないのに『五階百貨店』と呼ばれる謎のエリアとは?」「七夕伝説のはじまりは大阪の地にあった!?」「『千日前』の『千日』とはいったい何が千日なのか?」「大阪の道路の特徴である『通(とおり)』と『筋(すじ)』はどうしてあるの?」…など、大阪の地図に隠された意外な歴史のエピソードや、ディープな名所、ユニークな地名、交通事情などが満載。あなたの知らない大阪がここにあります。大阪がもっとおもしろくなる知的ガイドブック。
目次
第1章 大阪のミステリーを歩く不思議地図(「阿倍野」と「阿部野」どうしてこんなにややこしくなったのか?;奈良県までを飲み込んだ広大な「堺県」誕生秘話 ほか)
第2章 ホンマの大阪が味わえるディープ名所案内(百貨店もないのに「五階百貨店」と呼ばれる謎のエリア;九州だけじゃなかった大阪にも隠れキリシタンの里があった! ほか)
第3章 ルーツをたどれば思わずなっとくユニーク地名案内(番地に数字ではなく人の名前がついている住所発見!;数字がそのまま地名になった「十三」の由来 ほか)
第4章 東京には負けまへんナニワ交通地図(大阪はなぜ「私鉄王国」になりえたのか?;関西の私鉄のなかで南海電鉄だけレールの幅が違う不思議 ほか)
第5章 「水の都」はこうしてできた大阪まる見え地理案内(大阪府にはなぜため池がこんなに多いのか?;いまも秀吉がつくった下水道を使っている!? ほか)
著者等紹介
谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。松本深志高校を経て東京教育大学(現筑波大学)教育学部に進学。同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、定年退職と同時にノンフィクション作家に転身し、第二の人生を歩む。学問の枠を超えた自由な発想で地名論を展開し、現在、テレビ・ラジオなどでも活躍する。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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