じっぴコンパクト文庫
地図に秘められた「大阪」歴史の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 188p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408456751
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0121

出版社内容情報

かつて日本一の大都市だった大阪の意外な歴史を、地図や地理、地名からひもとく。ナニワっ子も思わずうなるネタが満載の一冊。

内容説明

「『阿倍野』と『阿部野』どうしてこんなにややこしいの?」「大阪国際空港が三市にまたがっているわけは?」「百貨店もないのに『五階百貨店』と呼ばれる謎のエリアとは?」「七夕伝説のはじまりは大阪の地にあった!?」「『千日前』の『千日』とはいったい何が千日なのか?」「大阪の道路の特徴である『通(とおり)』と『筋(すじ)』はどうしてあるの?」…など、大阪の地図に隠された意外な歴史のエピソードや、ディープな名所、ユニークな地名、交通事情などが満載。あなたの知らない大阪がここにあります。大阪がもっとおもしろくなる知的ガイドブック。

目次

第1章 大阪のミステリーを歩く不思議地図(「阿倍野」と「阿部野」どうしてこんなにややこしくなったのか?;奈良県までを飲み込んだ広大な「堺県」誕生秘話 ほか)
第2章 ホンマの大阪が味わえるディープ名所案内(百貨店もないのに「五階百貨店」と呼ばれる謎のエリア;九州だけじゃなかった大阪にも隠れキリシタンの里があった! ほか)
第3章 ルーツをたどれば思わずなっとくユニーク地名案内(番地に数字ではなく人の名前がついている住所発見!;数字がそのまま地名になった「十三」の由来 ほか)
第4章 東京には負けまへんナニワ交通地図(大阪はなぜ「私鉄王国」になりえたのか?;関西の私鉄のなかで南海電鉄だけレールの幅が違う不思議 ほか)
第5章 「水の都」はこうしてできた大阪まる見え地理案内(大阪府にはなぜため池がこんなに多いのか?;いまも秀吉がつくった下水道を使っている!? ほか)

著者等紹介

谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。松本深志高校を経て東京教育大学(現筑波大学)教育学部に進学。同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、定年退職と同時にノンフィクション作家に転身し、第二の人生を歩む。学問の枠を超えた自由な発想で地名論を展開し、現在、テレビ・ラジオなどでも活躍する。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ist

11
よくある雑学の本であるが、でんでんタウンの五階百貨店や、ビルの中を突き抜ける高速道路の成り立ちが興味深い。 近代のことの方が面白い。2018/06/17

Takashi

4
地元の地理と歴史はやはり面白い。特に地名の由来や、現在の繁華街が過去刑場や埋葬地だった!なんてことはいやが上にも興味をそそる。2017/05/07

DearestAnna0109

1
雑学と言われるものが結構好きなので、この手の本には惹かれます。 全部で47項目ほどあるのですが、割合知っていたことが多くて少し残念でした。 タイトルにある「歴史の謎」ですが、それらしいものが書いて合ったかなぁ? 大阪で生まれ育った人が読むと同じような印象を持つのではと思いました。 せいぜい丁寧に読んでも2時間のあれば読めてしまうので、大阪に興味のある人が暇潰しに読むのが良いのかもしれません。 2018/06/07

わ!

0
「じっぴコンパクト文庫」なんて名前の文庫シリーズだとは知らなかった。見たこともない文庫デザインだなとは思っていたが、だからといって、どんな文庫名なのかとか調べたりはしない。さらにこの本は、古本屋で買った。しかも新刊として一般書店に並ぶよりも先に古本屋でこの本を見つけた。「こんな本、いつ発売されたんだ?、チェックしてたのにな…」と思っていたら、なんとその後に一般書店の新刊コーナーで見つけた。前の持ち主が面白くなかったから早々に古本屋へ売った?。私はそこそこ面白いと思ったけどな…2016/11/03

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