出版社内容情報
医療崩壊が起きているのに病床削減、政治の私物化、憲法に反する大軍拡……それでもマスコミは批判せず、考えさせる報道は少ない。真実を報じず、権力者を擁護する空気をつくって国民を欺くようなメディアでいいのか? 報道機関本来の役割を信じる気骨あるジャーナリストがメディアと国民に送る辛口エール集。
内容説明
報道界で育てられた者として愛を込めて。
目次
第1章 自称「報道機関」と権力―2019・9・2~20・2・24(NHKは誰のものか;『週刊ポスト』に批判殺到 ほか)
第2章 「正しく怒る」ために―2020・3・9~21・1・25(ウイルス禍と独裁政治;モリカケ報道の手を緩めるな ほか)
第3章 「五輪大成功」自画自賛の裏―2021・2・8~21・10・4(平和の祭典を凶器に変質される罪;スクープ合戦に咲いた花 ほか)
第4章 何をすべきか考えさせる論陣―2021・10・18~23・3・6(「新自由主義」は改められるか;童謡「おかあさん」を巡る投書から ほか)
第5章 物書きの一人として(蘇る戦場の鬼気 戦中派サスペンスをいま読む;大幅減益、リストラに揺れる産経新聞の研究)
著者等紹介
斎藤貴男[サイトウタカオ]
1958年、東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国・バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。日本工業新聞記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』記者を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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