内容説明
血判の誓いを交わした少数精鋭のモーターサイクル・チーム『クールス』は、矢の刃先となって突き進む。しかし、誤解から始まった仲間の裏切りから、メンバー内に確執が生まれ、そして遂に、チームに解散危機が訪れる。同じ頃、最愛の恋人には黒い影が忍び寄っていた。信じたものを、愛するものを守るために、ピッピは単身、ヤクザのもとに乗り込んでいく―。
著者等紹介
遠藤夏輝[エンドウナツキ]
1955年、千葉県館山市生まれ。日本工業大学付属東京工業高等学校卒業。1974年に暴走族チームのルート20カークラブに入り、三代目リーダーになる。1977年、ルート20カークラブを引退後、モーターサイクル・チームBAD ANGELSを結成。1979年、BAD ANGELS解散後、色々な職に就き、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトウケイ
0
★2つ 最後はぐっとくる。 ただそこをフューチャーしたかったんだなぁってなっちゃう。 そこ書きたかったんだろな的な。 キャロルの親衛隊時代とかバンドとかがあまりにおまけ過ぎる気がする。 ここ知りたいのに広げないんだーって思いながら読みました。 とにかく最後はぐっとくるけども2019/03/16
Kiyoshi Utsugi
0
俺たちさぁ、原宿かなんかでクールスっていうチーム作ってる伊達ひろし(舘ひろし)と岩槻滉一(岩城滉一)を中心としたオートバイチームのクールスのことをピッピこと水谷晴幸(水口晴幸)の視点から捉えた青春小説です。 筆者は千藤という名前で登場します。もちろん、ルート20カークラブの三代目リーダーとして。 先日亡くなったマチャミも登場します。 クールス結成当時のことやキャロル解散コンサートのことなどが書かれており、ついつい一気読みになってしまいました。2018/02/14