出版社内容情報
朝日新聞「声」欄に投稿し、都立第五福竜丸展示館創設のきっかけを作った武藤宏一をはじめ、平和を志向し、さまざまな分野で核廃絶に生涯をかけた50人の評伝。
内容説明
核廃絶に生涯を賭けた50人の評伝。
目次
第五福竜丸を守った一市民―武藤宏一(会社員)
「死の灰」と闘った科学者―三宅泰雄(地球化学者)
人道的運動を目指し、統一にも腐心―安井郁(原水協理事長)
デモの先頭に立った「基地坊主」―田島瑞泰(日本山妙法寺僧侶)
運動の国際化と統一に不滅の足跡―ペギー・ダフ(平和運動家)
原爆文献の収集に執念燃やす―長岡弘芳(詩人)
「踏まれても蹴られても」―大友よふ(地婦連会長)
産業界からあげた反核平和の声―松本広治(中小企業経営者)
反権力を貫いた「赤ひげ」―田村清(医師)
統一に殉じた平和活動家―熊倉啓安(平和委員会代表理事)〔ほか〕
著者等紹介
岩垂弘[イワダレヒロシ]
ジャーナリスト。1935年長野県生まれ。1958年早稲田大学政治経済学部卒業、同年朝日新聞社に入社、社会部員、北埼玉支局長、浦和支局次長、社会部次長、編集委員などを経て、1995年退職。平和・協同ジャーナリスト基金代表運営委員
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