内容説明
将軍家の金塊が移送中に忽然と消えた。探索に乗り出した仁左だが、紛失の責を負わされた者がかつての盟友・親野岩之助であることを知る。岩之助を切腹から救うには、沙汰が下る日までに真相を解明するしかない。一方、子供の拐かし等、仁左の周りで次々と不可解な事件が。金塊紛失との関係は?友の命を救うため、仁左はすべてを捨てて相州屋の仲間と奔走する!
著者等紹介
喜安幸夫[キヤスユキオ]
1944年、兵庫県姫路市生まれ。98年『台湾の歴史』で日本文芸家クラブ大賞ノンフィクション賞受賞、2001年『はだしの小源太』『身代わり忠義』等で池内祥三文学奨励賞受賞。日本文藝家協会会員、日本文芸家クラブ会員、日本歴史時代作家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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