内容説明
技術者・技能者不足、プロジェクトの複雑化、発注契約方式やステークホルダーの多様化…。さまざまな課題を抱える現代の建築産業において、建築プロジェクトに参画するすべての主体(発注者、設計者、ゼネコンなど)が身につけるべき基礎知識。
目次
第1部 建築プロジェクトの概況(日本の建築産業が抱える課題;建築プロジェクトにおける発注者の役割;建築プロジェクトのコストマネジメント ほか)
第2部 建築プロジェクトの現状(多様な発注方式を比較する視点;発注者へのヒアリング調査;設計事務所へのヒアリング調査 ほか)
第3部 建築プロジェクトの展望(持続的な発展に向けて;多様な発注契約方式の事例)
著者等紹介
志手一哉[シテカズヤ]
芝浦工業大学建築学部建築学科教授。1992年、国立豊田工業高等専門学校建築学科卒業後、竹中工務店に入社。施工管理、生産設計、研究開発に従事。2014年、芝浦工業大学工学部建築工学科・准教授。2017年より現職
小菅健[コスゲケン]
竹中工務店。2005年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了後、竹中工務店に入社。アセットバリュープロデュース本部PM/CMグループを経て、現在はワークプレイスプロデュース本部コンサルティング/CMグループに所属。事務所ビル新築・入居のプロジェクトマネジメントおよびオープンブック方式などの多様な発注方式にかかるプロジェクトスキーム構築を専門に担う。東京理科大学非常勤講師。認定コンストラクション・マネジャー、プロジェクトマネジメント・スペシャリスト。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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