出版社内容情報
着物を通して見た東と西の文化の違いを考察!
きもの研究家・中谷比佐子と、西の着物に精通している元祇園甲部芸妓・安藤孝子。二人の対談を軸に東西の違いを歴史的に、そして現代を眺めながら解説をしていく。日本文化のありようがわかり、人々が日本をもっと深く愛せるようになる。
各地の老舗呉服屋さんを訪ねていくうち、着物の着方やコーディネート、色の好みが土地土地によって随分と違うことに驚きました。東と西の着物の好みの違いが、そのまま東西の文化および考え方、生き方まで通じていることに気が付きました。――中谷比佐子(まえがきより)
職人さんたちが繋いできた技術を次の世代にきちんと伝えていきましょう。それが着物を着続けている私たちの務めではないかしら――安藤孝子(あとがきより)
内容説明
着物を通して見た東と西の文化の違いを考察。きもの研究家・中谷比佐子と、西の着物に精通している元祇園甲部芸妓・安藤電子。二人の対談を軸に東西の違いを歴史的に、そして現代を眺めながら解説をしていく。日本文化のありようがわかり、人々が日本をもっと深く愛せるようになる。
目次
序章 安藤電子と中谷比佐子
第1章 きもの東西
第2章 おとこ着物東西
第3章 言葉が明かす東西
第4章 おもてなし東西
第5章 祇園で遊ぶ
著者等紹介
安藤孝子[アンドウタカコ]
1937年11月26日京都府生まれ。元祇園甲部芸妓、『11PM』初代アシスタント。芸妓名は『孝千代』。6歳6月6日より日舞藤間流の稽古をする。そのうち舞妓に憧れて芸妓・貝田孝江の妹分として10代で店出し。舞妓、芸妓を経て、タレントに転身。深夜のテレビ番組『11PM』(読売テレビ制作)では藤本義一の初代アシスタントとして、火曜・木曜を担当。現在、お茶屋『祇園安藤』など会員制サロン、BGMスタイルJAZZクラブなど飲食店を経営
中谷比佐子[ナカタニヒサコ]
1936年7月18日大分県生まれ。きもの文化研究家、きものエツセイスト、きものジャーナリスト。女性雑誌『女性自身』『二人自身』編集記者を経て「秋櫻舎」を設立。きもの季刊誌『きもの秋櫻』を発行。きものを切り口に日本の文化、日本人の考え方の基本、美意識を学び継承している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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