内容説明
一休さんは自由です。一休さんはふしぎです。Eテレ『オトナの一休さん』の伊野孝行が一休さんに魅せられ描き、語り、読む物語。
目次
一休み 一休すごろく
一休さんの顔
漫画 詩人誕生
詩人の一休さん
師匠と一休さん
一休さん、売り出す
俺、売り出しに失敗す
対談 一休問答その一 飯島孝良×伊野孝行
漫画 片手の音
不思議な禅の世界
ほんとうの一休さん
漫画 関の地蔵と一休さん
一休さんの悟り
ふだんの一休さん
漫画 愛する竹
対談 一休問答その二 飯島孝良×伊野孝行
一休さんと百鬼夜行
祖師と肖像
よく滅ぼすものがよく興す
お森と宗純
著者等紹介
伊野孝行[イノタカユキ]
イラストレーター。1971年三重県津市生まれ。東洋大学卒業。セツ・モードセミナー卒業。2013年第44回講談社出版文化賞。2014年第53回高橋五山賞。2016年グッドデザイン賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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れっつ
41
一休さん、といえばアニメのとんち小僧さんが真っ先に思い浮かぶが、ここでは、教科書で出会った、あの林家木久扇師匠にそっくりな(笑)一休宗純その人の、人となり・生い立ちと人生・破戒僧ぶりや名言などを、伊野孝行さんのイラストやエッセイ、一休の研究者・飯島孝良氏との対談等で紹介する。禅僧なのにいろいろと破天荒な一面があったことは何となく覚えていたが、酒と女性を好み、下ネタ含め予想以上のエピソードの数々に驚いた。しかしそれ故というか、それでも一休さんという人は憎めない人柄であったようだ。面白かった。2021/07/23
けんとまん1007
39
一休さん。どうしても、漫画のイメージが強すぎる。ただ、在学してい大学のある新潟に縁があるので、多少は、それだけではないものがある。改めて読んでみて、幅の広い人なんだなあ~と思う。2021/06/14
Go Extreme
2
一休み 一休すごろく 一休さんの顔 詩人誕生 詩人の一休さん 師匠と一休さん 一休さん、売り出す 俺、売り出しに失敗す 片手の音 不思議な禅の世界 ほんとうの一休さん 関の地蔵と一休さん 一休さんの悟り ふだんの一休さん 愛する竹 一休さんと百鬼夜行 祖師と肖像 よく滅ぼすものがよく興す お森と宗純 創作Zen漫画 トナリの一休さん 一休さん年譜2021/04/26
siomin
1
一休は僧侶として名は知られているが,マンガやアニメの頓智話ぐらいしかエピソードが知られておらず,どんなひとなのかを掘り下げた一冊。エピソードは虚実あるが(虚が圧倒的に多いが),実際も型破りであったのは間違いないようだ。酒と女を愛好するなど実に人間臭い。著者はイラストレーターなので挿絵やマンガも豊富です。2023/08/30
海戸 波斗
1
手にとって悪かった。すぐに返却。2021/07/09