春陽文庫 探偵小説篇
犯罪列車 完全版

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 492p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394770237
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時代伝奇小説の大家・国枝史郎
2013年に発見された新聞連載小説の欠落回を補い“完全版”として文庫化!

幸福なはずの新婚旅行で謎の死を遂げる夫……
噂の怪盗「影なき男」の仕業か? 正体を追いつめる!

装画・横尾忠則 装丁・柳川貴代

あらすじ
東京発熱海行き、新婚夫婦で賑わう「花嫁列車」に深井正彦と新妻万里子が乗り込むが、正彦はハネムーン先の別荘で変死してしまう。友人で新聞記者の隠岐健次、警視庁の川村刑事らは昨年から豪邸ばかりを狙って世間を騒がす怪盗「影なき男」を疑うが……。健次との別れ際に見せた正彦のさびしい笑顔、両家の秘密、謎が謎を呼ぶサスペンス・ミステリ! 表題作のほか「闘牛」など初文庫化短篇三本を収録。
◎解説・日下三蔵

奥野健男(立風書房『日本伝奇大ロマン・シリーズ 娘煙術師・名人地獄』解説より)
「大衆文学史上、画期的な役割をはたした雑誌「大衆文芸」が大正十五年に創刊されたとき、長谷川伸、江戸川乱歩、直木三十五、白井喬二らとともに同人であった国枝史郎は、それだけでも大衆文学畑の中核的存在であり、戦前はトップクラスの流行作家であった。戦後まで生きていれば、当然大衆文学の先頭を切って活躍したに違いない。なにしろ国枝史郎の耽美的なデカダンスな趣味、奔放、壮大な怪奇的ロマンは自由で平和な戦後の時代にこそふさわしいものであったのだから。」


【目次】

犯罪列車〔完全版〕
闘牛
人を呪わば
奥さんの家出
『犯罪列車〔完全版〕』覚え書き…日下三蔵

内容説明

東京発熱海行き、新婚夫婦で賑わう「花嫁列車」に深井正彦と新妻万里子が乗り込むが、正彦はハネムーン先の別荘で変死してしまう。友人で新聞記者の隠岐健次、警視庁の川村刑事らは昨年から豪邸ばかりを狙って世間を騒がす怪盗「影なき男」を疑うが…。健次との別れ際に見せた正彦のさびしい笑顔、両家の秘密、謎が謎を呼ぶサスペンス・ミステリ!表題作のほか「闘牛」など初文庫化短篇三本を収録。

著者等紹介

国枝史郎[クニエダシロウ]
1887(明治20)~1943(昭和18)年。長野県生まれ。早稲田大学中退後、大阪朝日新聞記者、松竹座の座付き作者を経て大衆小説家として活躍。1927年には小酒井不木や江戸川乱歩とともに共同でひとつの作品を執筆する合作組合「耽綺社」を設立。探偵小説の発展と普及に貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Inzaghico (Etsuko Oshita)

8
表題作は1937年に地方紙で連載されていた。新婚旅行が熱海、上海の魔窟、悪役の描き方などが時代を感じさせる。国をまたいだ大捕物、変装など、かつてテレビ朝日で放映していた天知茂の明智小五郎シリーズを彷彿とさせた。 短篇の「闘牛」「奥さんの家出」はオフビートなユーモアがある。思わず笑ってしまった。2026/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23027200
  • ご注意事項

最近チェックした商品