出版社内容情報
ベートーヴェンが最も愛したピアノ、そして弦楽器による純粋器楽の室内楽曲を詳細に解読。音楽で成し遂げた革命を浮き彫りにする。
ベートーヴェンが最も愛したピアノ、そして弦楽器による純粋器楽の室内楽作品を詳細に解読。彼が生涯を賭して目指したもの、音楽で成し遂げた革命を鮮やかに浮き彫りにする。
【著者紹介】
1948年、大阪に生まれる。大阪府立大手前高校を経て関西学院大学文学部美学科卒業。同大学院文学研究科美学専攻博士課程単位取得満期退学。1985~87年、旧西ドイツ、ヴュルツブルク大学客員研究員。1991年、大阪音楽大学教授。1999~2004年、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス館長、2006~12年、大阪音楽大学並びに大阪音楽大学短期大学部学長。音楽美学、西洋音楽史専攻。現在、学校法人大阪音楽大学理事長、教授。著書に『室内楽の歴史 音による対話の可能性を求めて』(東京書籍〈1994年度ミュージック・ペンクラブ音楽賞新人賞受賞〉)、『西洋音楽の歴史』(東京書籍、共編著)、『音が織り成すパフォーマンスの世界』(昭和堂、共著)、『鳴り響く思想 現代のベートーヴェン像』(東京書籍、共著)、『音楽の窓』(河合楽器製作所・出版部)。
内容説明
彼が成し遂げた一大革命とは?人間の情感を余すところなく描き、世界と人間精神の究極の理想を指し示す。その音楽の力の源をさぐる。
目次
序章 ベートーヴェンと器楽
第1章 ベートーヴェンの歩んだ道―創作を読み解く鍵をさがして
第2章 ピアノ・ソナタの世界
第3章 ピアノ+α音楽の対話
第4章 弦楽四重奏曲の宇宙
第5章 ベートーヴェンの器楽・室内楽作品の演奏
著者等紹介
中村孝義[ナカムラタカヨシ]
1948年、大阪に生まれる。大阪府立大手前高校を経て関西学院大学文学部美学科卒業。同大学院文学研究科美学専攻博士課程単位取得満期退学。1985~87年、旧西ドイツ、ヴュルツブルク大学客員研究員。1991年、大阪音楽大学教授。1999~2004年、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス館長、2006~12年、大阪音楽大学並びに大阪音楽大学短期大学部学長。音楽美学、西洋音楽史専攻。現在、学校法人大阪音楽大学理事長、教授、ザ・カレッジ・オペラハウス館長(2014~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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