内容説明
誰にも歌の材料はある。誰でも歌は作れる。まず思ったままを言葉にしよう…。作歌の糸口から、いかに自分自身を表現するかまで、必要な基礎知識をやさしく手ほどき。
目次
第1章 歌を作る姿勢
第2章 歌作りの基本
第3章 歌の形式
第4章 歌の表現方法
第5章 実作上の注意
著者等紹介
窪田章一郎[クボタショウイチロウ]
1908年、歌人・窪田空穂の長男として東京に生まれる。早稲田大学国文科卒業。1946年、歌誌『まひる野』を創刊、主宰。多くの歌人を育て、歌会始の選者も務めた。1979年まで母校の教授。文学博士。早稲田大学名誉教授。2001年4月15日逝去
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感想・レビュー
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Mimi Ichinohe
2
すばらしい短歌入門書でした☆歌は心をよむこと。自分の言葉で素直に読むこと。そういった歌のスタートラインから始まり、どんなものが歌の材料になるか、そして具体的に歌の形、歌に使う言葉、そして五句の調べについて。後半では、その表現方法。歌を心に持つことの豊かさをしみじみと感じました。歌について、丁寧に美しく簡潔な文章で縷々述べられています。声に出して読みたい。昔の人の文章は美しい。2015/02/23
RINA
0
短歌は自分の思いを込めて詠うものだ。美的感覚にばかりとらわれてしまうと、想いの伝わらないふがいない歌になってしまう。2011/04/16
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- 和書
- 食べる。 集英社文庫




