出版社内容情報
テレビや雑誌で紹介される星占い。そのもとになっているのが、西洋占星術という占いの手法です。ところが、一般的になっている西洋占星術は19世紀頃に体系化されたもので、2200年前に生まれた伝統的な占星術とは世界観も異なる部分が多いものです。20世紀に体系化された西洋占星術のことを現代占星術(モダン占星術)とよんでいます。近年、古代の考え方や手法をそのまま再現した古典占星術の研究が進んでおり、プロの占星術師の間で注目を集めています。著者はアメリカの古典占星術研究家として知られるチャールズ・オバート。古典占星術師で研究著作家の河内邦利氏による翻訳で古典占星術の基礎を詳細に紹介。初心者からプロまで広く理解できる書籍になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バケツ
1
私は占星術書を読むときは信用度を測るためにまず宝瓶宮(イメージだけで書かれがち)の項目を読むようにしているのだが、今回も当たりだった。そして同じページにある摩羯宮の項目を読むと、本書がとてもよい本だと分かった。技術的な面は大体ホラリーで既知。歴史的な面も既知だが、神々への目線が美しく、読み物として面白かった。2024/09/04
春蘭。
1
本文にもある通りこの本は占星術の知識がある程度ある読者を対象としています。したがって本書はこの一冊だけで理解できる入門書ではありません。2024/01/24