内容説明
心はどこにあるか。脳イコール心か、別ものか。古今東西最大の謎にして、日常でも経験する脳と心の不思議な関係をベテラン脳科学医がわかりやすく解きほぐします。
目次
心はごまかせない
脳と心の不思議な関係
心はどのように捉えられてきたか
気配と雰囲気、他者の感覚
快感と嫌悪を感ずる仕組み
脳の発見―古代人が考えていたこと
脳の働き―デカルトの二元論
心は前頭葉にあるのか
瞑想時の脳波
一人の自分と何人かの自分
左脳と右脳に宿る心
イリュージョンの罠―脳内で生じていること
記憶の中の私
心の病は薬で治るか
無意識下の私
眠っているのは誰?
体そのものが処方箋―心と体の不思議
人工知能と文化の飛躍
生と死、心のありか
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士。米国ロズエル・パーク記念研究所、ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を歴任後、現在、同大学名誉教授。専門は血液学、生理学、大脳生理学。日本生理学会、日本血液学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ニコニコ汲み取り屋