内容説明
身近な1614種の昆虫を鮮やかな生態写真と簡潔な解説で紹介!わかりやすい工夫が満載!
目次
チョウ目(497種)
トビケラ目(11種)
ハエ目(121種)
ノミ目(1種)
シリアゲムシ目(9種)
ハチ目(106種)
コウチュウ目(443種)
ネジレバネ目(1種)
ヘビトンボ目(1種)
ラクダムシ目(1種)〔ほか〕
著者等紹介
川邊透[カワベトオル]
1958年大阪府大阪市生まれ。京都大学農学部卒。虫系ナチュラリスト。身近な自然にひそむ昆虫たちを中心に、いきもの愛あふれる生態写真を撮り続けている。人気図鑑サイト「昆虫エクスプローラ」、ブログ「むし探検広場」管理人。いもむし・けむし専門のサイト「芋活.com」協同管理人。「昆虫エクスプローラ」のアクセス数は月間約100万(PV数・2019年夏実績)。「むし探検広場」では、読者から寄せられる難問奇問に日々答え続け、その回答数は累計約1万2000件。芋虫毛虫、蛾をはじめとした昆虫はもちろん、蜘蛛、蜥蜴、蛙、蝸牛など昆虫以外の「虫偏」の生き物たちに至るまで、広くあまねく愛を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
ケブカハチモドキハナアブ。結局アゲハは10個も産卵していった。みんな孵って、みんな保護して、そのエサにと柑橘の鉢をいくつも買って育てている途中です。もう2頭成虫になって飛んで行きました。その柑橘の花が今また咲き誇り、それを目指してやってきたケブカハチモドキハナアブ。わたしが見ているのに夢中で花の間を飛び回り、忙しいことでした。2024/07/15
遠い日
7
駐車場の草の中で、視界にうっすらと入るものがある。揺らぎみたいなもの。何かとじっと目を凝らすと、3センチくらいのイトトンボ。必死で見ようとしても、小さいし羽は透明だし、よく見えない。スマホで写真も撮れない。かろうじて頭に続く部分が褐色から赤系の色を持つことだけ確認。帰宅してこの図鑑とネットで調べまくる。小ささと色から、アオモンイトトンボの未成熟か、メスか?オツネントンボほど淡褐色ではなかったと思う。どうしたら特定できる?やっぱり捕獲しないとだめでしょうか?また会えるといいなぁ。2023/07/21
遠い日
6
家の前の草叢からウォーキングのコースの道々、今ハルジオンが満開だ。満開といっても雑草なので、いっぱい咲いているといった感じ。そして、そのハルジオンに決まった小さいチョウが止まって蜜を吸っている。まず、チョウはベニシジミと特定。ウォーキングは3分インターバルのタイムを取りながらなので、止まってじっと見ることはできない。帰宅してこの図鑑とネットで調べまくる。ベニシジミ、色鮮やかでかわいかった。2023/06/19
遠い日
6
意を決して購入。今どき珍しい、まさかの函入り!「写真検索マトリックス」の一覧表が2枚ついているためだと思われます。見たことのない虫がいっぱい。わくわくしながらページをめくります。この図鑑があっても、フィールドワークをしないと見たことのない虫には出会えないでしょうけれど、不思議な形、その色に魅惑されます。珍しい虫でなくていい、身近な虫を特定できたらなと思います。見つけやすさのランクも載っているので参考にできます。2023/01/23
遠い日
4
ナミアゲハ。20年くらいバルコニーの柑橘にくるナミアゲハの卵を孵し、育ててきた。これまでずっと夏型の子ばかりだったので、サナギで冬越しした春型は初めてで、感動も一入。少し小ぶりの個体だったけれど、昼頃までゆっくり虫籠の中で止まっていて、気温も上がったし、羽をパタパタし始めたので飛ばせてやった。しばらく家の横の欅の枝に止まっていたが、やがて飛んでいった。孵化するかしないか半信半疑だったけれど、無事に生まれてくれてよかった。去年の8月末から約8か月間、いっしょにいたことになる。感慨深い。2025/04/12