内容説明
創造し、造形し、形成する宇宙言語を語るものとして人間を捉えるシュタイナーが自由闊達に繰りひろげる名講義。
目次
第1部 宇宙環境、地球環境、動物界・およびそれらと人間との関連(人間と動物界;人間と宇宙の関係;人間と霊的存在)
第2部 宇宙における現象と本質との内的関連(地球の進化;蝶、鳥、こうもりの霊性;進化過程)
第3部 植物界と自然霊(四大霊;四大霊と動物;四大霊の生活と活動)
第4部 人体組織の秘密(人体組織の過程;熱エーテルの機能;道徳的宇宙秩序)
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ][Steiner,Rudolf]
一八六一~一九二五。ドイツの思想家。ウィーン工科大学卒業後、ゲーテ研究に携わる。一九〇二年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。一九一二年、神智学協会を離れ、新たに人智学協会を設立。霊学的観点から新たな総合文化の必要を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法など広範囲に及ぶ
高橋巌[タカハシイワオ]
東京生まれ。慶應義塾大学文学部大学院卒。DAADとフンボルト財団の奨学金により1957年よりドイツで美学を学び、その過程でシュタイナーの著書と出会う。73年まで慶應義塾大学、同大学院教授。70年代からシュタイナーとその思想である人智学の研究会や翻訳の活動に入り、85年日本人智学協会を設立。今日に至る
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