内容説明
ダイレクトパスによる覚醒。私とは、透き通った無色の現存(プレゼンス)です。気づきだけが、唯一現存している実質です。私たちの自己に戻るとき、個人や世界といった見かけ上の実体は溶けてなくなり、体験の無垢さ、親密さだけが残ります。それは、平安、幸福、愛として知られています。
目次
イントロダクション:つなぎ目のない体験の親密さ
現存の卓越性
知と愛はひとつ
体験の無垢さ
気づきである純粋な「私」
気づきと見かけ上の対象物
知覚の架空の中心
自己と世界の架空の誕生
私たちは生まれていない
愛は体験の骨組みである〔ほか〕
著者等紹介
スパイラ,ルパート[スパイラ,ルパート] [Spira,Rupert]
幼少の頃から現実の本質に多大な関心を寄せていた。20年以上にわたり、ピョートル・ウスペンスキー、ジドゥ・クリシュナムルティ、ルーミー、シャンカラチャリヤ、ラマナ・マハルシ、ニサルガダッタ・マハラジ、ロバート・アダムスらの叡智を探究した後、1996年、彼の師となるフランシス・ルシールに出会う。ルシールの導きにより、ジャン・クライン、アートマナンダ・クリシュナメノンらの教えに触れ、さらには体験の真の性質を知るに至る。現在はイギリスに暮らし、ヨーロッパおよびアメリカ各地で、ミーティングやリトリートを定期開催している
高橋たまみ[タカハシタマミ]
大学卒業後、さまざまな職業を経て現在はフリーライター、翻訳家。アメリカにて自然と共存した持続可能なライフスタイルを探求中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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