内容説明
道元禅師の主著『正法眼蔵』九十五巻のなかから、比較的平易な言々句々を選びぬいて、5章、31節、3704文字にまとめた『修証義』。その『修証義』を一般の社会人にも近づきやすくわかりやすいように、現代生活にそって解説する。
目次
修証義
序章 古くて新しいお経
第1章 総序
第2章 懴悔滅罪
第3章 受戒入位
第4章 発願利生
第5章 行持報恩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零水亭
19
『正法眼蔵』を相当読み込んでいないと作れない(編集出来ない)と思います。またいつか読みたいです。
ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き
2
正法眼蔵より適切な文言を選んで明治時代に編纂された曹洞宗教根本教義『修証義』の解説書。出版社廃業のため、現在は大法輪閣より再刊されている。修証義に興味があって、昔、原文&大意付の本書を求めて、やっと今ごろ完読。解説部分に多少あれ?という箇所もあるけど、特に問題なく読める。修証義は道元入門というよりも優れた仏教入門の役目も持っていると思うので、今後も類書を読んでゆこうと思っている。2013/08/14