文春文庫<br> 昭和史発掘〈2〉 (新装版)

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文春文庫
昭和史発掘〈2〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 470p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167697013
  • NDC分類 916
  • Cコード C0121

出版社内容情報

厖大な未発表資料で激動の昭和を描く不朽の労作

“夫婦交換”というゴシップを読みといた「潤一郎と春夫」をはじめ「満洲某重大事件」など世情を多角的に映しだす全五篇を収録

担当編集者より
昭和四年、箱根のホテルで男がピストルを片手に握りしめ死体で発見される。頭部を弾丸が貫通。自殺かと思われたが……。当時の中国関係のキナ臭さ漂う「佐分利公使の怪死」、文豪の“妻譲渡事件”としてゴシップになった「潤一郎と春夫」、他に「満洲某重大事件」など昭和初期の世相を圧倒的な取材力で描いた松本清張の代表作。

内容説明

昭和四年、箱根のホテルで男がピストルを片手に握りしめ死体で発見される。頭部を弾丸が貫通。自殺かと思われたが…。当時の中国関係のキナ臭さ漂う「佐分利公使の怪死」、文豪の“妻譲渡事件”としてゴシップになった「潤一郎と春夫」、他に「満洲某重大事件」など昭和初期の世相を圧倒的な取材力で描いた松本清張の代表作。

目次

三・一五共産党検挙
「満洲某重大事件」
佐分利公使の怪死
潤一郎と春夫
天理研究会事件

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第5回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

109
シリーズ2 張作霖爆殺の、満州某重大事件とか、谷崎潤一郎と佐藤春夫の妻譲り渡し事件とか。 箱根富士屋ホテルでも自殺か他殺か、外交官怪死事件てあったんですね。左利きの人が右で拳銃握って死んでて自殺てあり得ないと思うんですけど。2024/09/13

金吾

33
○満州某重大事件は軍部と国民との関係、ひいては戦前のマスコミを考える上で大きなターニングポイントになる話かなと思いました。佐分利公使の怪死は怪しい部分が多く推理小説家である著者の話の進め方が良かったです。2021/08/08

金吾

23
○松本清張さんの推論から一つの結論を導き出す部分は日本の黒い霧を彷彿させます。また親戚が出ている話も個人的に興味があります。「満洲某重大事件」「潤一郎と春夫」が良かったです。2022/10/11

KAZOO

22
この中には5つの事件が収められています。「三・一五共産党検挙」「満州某重大事件」「佐分利公使の怪死」「潤一郎と春夫」「天理研究会事件」です。このうちの三番目のは赤城毅さんやほかの方々も小説仕立てにされておられますが、現実は相変わらず不明です。また四番目もかなりジャーナリズムを騒がせた話ですが、戦前だからでしょうけど今はあまり騒ぎにならないかもしれません。2014/09/05

佐島楓

17
「潤一郎と春夫」は谷崎潤一郎と佐藤春夫の有名なゴシップ。というか、きちんと読んだあとでもこのふたりの考えていたことはわからない。男性の間では友情と女性がらみのごたごたは別なのか・・・理解に苦しむ。「満州某重大事件」では満州事変の裏側が書かれており、天皇と軍部の板ばさみにあう田中義一首相の人間臭い一面が暴かれる。「佐分利公使の怪死」はそのままミステリだなぁ。どこから読んでも面白かった一冊。2012/03/27

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