内容説明
福祉、労働、社会保険の分野にまたがる社会保障制度の現状。さらにドイツ人の価値観や人生観を織りまぜながら『社会福祉国家』ドイツの状況を説く。
目次
1 福祉の伝統とドイツの社会(社会福祉と市場経済;母性保護 ほか)
2 社会保険制度(社会保険5本の柱;世界に先駆けた公的医療保険 ほか)
3 働くドイツ人(ブルーカラー、ホワイトカラー、官吏;従業員も会社の経営に口出しできる ほか)
4 直面する問題(ドイツ再統一と社会保障制度;再統一は大きな財政負担 ほか)
著者等紹介
岩村偉史[イワムラヒデフミ]
1953年山梨県に生まれる。1979年早稲田大学文学部前期博士課程(ドイツ文学専攻)修了。文学修士。1980年‐82年ドイツ・ハイデルベルク大学およびデュッセルドルフ大学に留学。1982‐85年ドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州立日本語研究所研究員・講師。1986年より在日ドイツ連邦共和国大使館勤務。安全保障、労働・社会保障担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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