内容説明
ジョバンニは病気の母親と2人暮らしの貧しくも心やさしい少年。年に一度のケンタウル祭の夜、ふと気がつくとジョバンニは銀河鉄道に乗っていた。そこには銀河の地図を持った親友のカンパネルラが待っていた。銀河をめぐる途中、さまざまな旅人たちが2人を通り過ぎる。生と死を美しい言葉で彩り、宮沢賢治の宇宙観が凝縮された傑作。総単語数15100語。TOEICテスト350点以上。
目次
1 The Afternoon Class
2 The Printing Works
3 Home
4 The Night of the Centaur Festival
5 The Pole on the Hill
6 Milky Way Station
7 The Northern Cross and the Pliocene Coast
8 The Bird‐Catcher
9 Giovanni’s Ticket
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896‐1933。岩手県花巻に質屋の長男として生まれる。盛岡高等農林学校卒業後、地学者として農民のために働く一方、短歌や詩、童話などの創作に励んだ。幻想的かつユーモアと人間味のあふれる作品で、日本文学に独自の世界を築いた
松澤喜好[マツザワキヨシ]
1950‐。電気通信大学電波通信学科卒業。富士ゼロックス株式会社入社。日本音声学会、日本英語学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihara Shuri
6
オーディオブックスが読みたくて読んだことあるからと気軽に買った本です。買った当時の自分にはLVが高くて文法書を買うきっかけに。 最初に書いてある学習法を律儀に試したあとCASECを受けましたが確かにリスニングだけ飛びぬけてよくなりました。 銀河鉄道は悲しい話ですが、不思議なきれいさとか透明感を感じる大好きな物語です。 やっぱり日本語ならではの文字の並びの美しさってあるかもなと思ったりしました。 この本一見薄そうなんですが意外に読了に時間がかかってしまいました…(オーディオのみは何回も聞いてます)2014/12/15
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