目次
この道
まゐまゐつぶろ
夜中
こんこん小山の
月夜の家
遊ぼうよ
わらひます
くもの子
草に寝て
あの雲〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
43
歌ってしまうわ~( ´△`)2018/06/14
もぐら
5
白秋の詩、この世の日向の部分や優しいことを一つ一つ言葉でもって紙の上に留めている詩って感じがする。犀星は悲喜を噛み砕いて血肉にしつつ地をしっかり踏んで歩く力強い詩って感じで、朔太郎は生きていることの寂しさ虚しさの慰めとして言葉にされる詩って感じがしているいまのところ。北原一門仲良しだけど詩は全然違うんだな…てとこもよくて愛が止まりませんが2020/10/10
renre
5
統制された、韻律。一行の文字数。音の反復。童謡を集めた詩集だけあって、口に出した時のリズムがやはり良い。そしてどこか予兆的なものばかりに感じる。表題の「この道」からして、「この道はいつか来た道」と、ここに来ることが決められていたかのような予兆が、郷愁とともに記憶と混ざり合わせ風景を展開する。そして、「だれか」というフレーズの多さ。その影のような特定のされなさが予兆的である。極めつけは、「風に眼がある」風のきらめきが無数の目となる。全方向的な監視的予兆であるように思える。些か恐ろしさを孕むイノセンスのよう。2018/10/14
nanako
4
始めは子ども向けでつまらないと思ってしまった。けれど朗読してみると、子どもの頃の記憶がフラッシュバックした。最近小難しい本ばかり読んでいた私にとっては癒しになりました。風邪気味なのでこの本は頭を痛めることなく、安心します。2014/10/17
Rie
4
声に出して読みたい詩。表題の『この道はいつか来た道』のメロディがずっと頭の中で流れていていた。2013/03/07