内容説明
はたして中国は21世紀の経済超大国となりえるのか。開放政策以後、めざましい発展をとげ、その脅威がささやかれている中国をアメリカはどう見ているのか。本書は中国経済を専門にするアメリカ人の著者が、国際貿易における香港の役割、外国資本による投資問題、ガット加盟問題、大幅な対米貿易黒字問題等をグローバルな観点でとらえ、21世紀の国際資本市場における中国の役割、問題点を指摘し、検証する。
目次
第1章 序論(共産主義の遺物;中国の経済改革戦略 ほか)
第2章 中国と世界の貿易制度(商品構成;貿易相手先 ほか)
第3章 国際資本市場への関与(国際機構借款;政府開発援助 ほか)
第4章 米中関係における経済問題(米中貿易収支;知的所有権の保護 ほか)
第5章 結論とアメリカの対中政策への提言(中国は世界の経済超大国になるのか?;中国経済の開放度は高いのか? ほか)
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