出版社内容情報
iPS細胞が発見され、国内では再生医療への注目度はいっそう高まった。しかし、iPS細胞が発見される前から、幹細胞による再生医療はおこなわれてきた。にもかかわらず、いまだにそれを必要とする患者に十分に届いていない現状がある。それは何故か。 本書では、幹細胞培養センターをつくり再生医療の普及に尽力してきた著者が、今後日本でもっと再生医療が発展・普及していくために変えていかなければならないことを、研究者・企業経営者・政治家・医師・患者に対して提言する。
内容説明
今、安全をないがしろにすれば、再生医療の未来はない!業界構造の穴をふさぎ、患者が本当に望む医療を実現するための―研究者、経営者、政治家、医師、患者へ…5者への提言。
目次
1 再生医療とは何か
2 日本の再生医療が抱える問題点
3 研究者への提言
4 再生医療ビジネスを始める経営者への提言
5 法律家・政治家への提言
6 患者さん・メディアへの提言
7 医師への提言
8 再生医療が今後発展していくために