目次
第1章 スポーツ選手には「哲学」が必要だ(メンタルトレーニングの誤解;メンタルフィットネス ほか)
第2章 危機を乗り越える(スポーツ選手の2つの心理的ピーク;第2のピークは自分で創造するもの ほか)
第3章 やる気を高める(やる気を出すには勇気がいる―アトキンソンの達成動機づけ理論;学習性無力感―無気力は学習される ほか)
第4章 自分自身を知れ(メンタルトレーニングは万能ではない;勇気ある撤退―知識こそ力である ほか)
第5章 実力を発揮する(スタートラインはいつも今の自分;勝利イメージの罠―本当のプラス思考とは ほか)
著者等紹介
杉浦健[スギウラタケシ]
近畿大学教職教育部助教授。1967年静岡県浜松市生まれ。上島小・曳馬中・浜松北高と地元公立学校でクラブ(陸上競技)に熱中する学校生活を送る。京都大学教育学部および大学院教育学研究科博士課程修了まで11年の大学生活を送る(2年留年。なんとか教育学博士)。大学院時に洛陽工業高校定時制にて国語常勤講師を経験。授業に開眼。近畿大学教職教育部非常勤講師・講師をへて、現職。教育心理学・青年心理学・スポーツ心理学分野にわたってやる気(動機づけ)の研究を行なう。最近はスポーツメンタルトレーニングの実践も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コーヘー@
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高校生の時に著者のホームページに書いてあった内容を読んで、競技生活のモチベーションを考える上で参考にしていました。メンタルトレーニングというとイメージトレーニングやリラクゼーショントレーニングをイメージすることが一般的ですが、本著は「競技する上でなぜ自分がこのスポーツをしているんだろうという動機を自分で考え、自分で答えを出していくことが大事である」という事を論じています。大学でも競技を続けようと思っている高校生がいたらぜひ読んで欲しい。私はこの本にもっと早く出会いたかった。2015/09/17
とうふ
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スポーツをするすべての人に読んでほしい。スポーツをする意味を考え直す本。2009/06/14